3月21日 春休みになると気が重い

今週も、番組をお聴きいただき

ありがとうございました。

今週は、やーこ さん からのご相談でした・・・

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毎年、春休みになると気が重いです。イライラしてしまいます。

子どもたちは昼夜逆転で朝起きないし、宿題もないので、ゲームばかりして

勉強しないし、やるべきことをちっともしないし。

仕事で昼間うちにいないので、ほったらかし状態ということもあり、

私が家にいるときは怒ってばかりです。

4月から新中3、受験生の長男は、ちっとも勉強に本腰を入れようとしないので

不安になっています。反抗期も重なり、話し合うということもできず。

これはある程度はしょうがないことだと思いますが・・。

これまで、親が「ああしなさいこうしなさい」と指示ばかりしていたので、

子どもたちの自主性が育っていないのも自己嫌悪です。

春休みの過ごし方のアドバイス、子どもたちへの声のかけ方を教えてください。

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安藤先生からのアドバイスです♪

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この春から 新しく中学3年生になる長男さんが

勉強に本腰を入れようとしないというのは、正直どこの家庭にも

よくあることです。今まだこのタイミングはそういうことが多いです。



親の言うこと というよりも、友達からの影響とか、

周りの環境から受ける影響の方が やはり大きいので、

親がどう言えばいいかっていうことよりも、やはり どういう環境を作ってあげるか

ということの方が重要になってくると思います。

新中学3年生というとまだ部活動やっていたりとか、

バタバタとまだ気持ちが いろんなことに向いてます。

一つのことに集中ができないような時ですから、部活が終わろうとしている頃、

夏休みも少し前ぐらいからですね。

やはり 長男さんの周りにいる友達、その環境、それから

どういう風に向かってくか。その中学卒業後の進路 っていうのを

友達はどうしで会話をしている中で、長男さんも、自分はじゃあどうしようか

というようなところになってくると思います。

だから親として、「友達たちと話していて、自分もこうしようと思った時には

いつでも相談してよ」といってあげるのがいいですね。

親があってこそ 初めて、次の高校というのに行けるわけだから、

そういう時はもう「こうしようか、と思う時があれば 相談してよ」と。

「親としては、指示を細かくはしないけれども、思うところは言うけども、

まず自分の気持ちを教えて、言ってきて」

と、今は声だけかけておいて、環境作りの方に、親として、

意識を張っておけばいいんじゃないかなと思います。

今この春の段階で「ああしなさい、こうしなさい」と

細かいところ言っても、なかなか聞く体制にもなってないし、

聞いたところで動ける時間もあまりないので、あまり効果的じゃないですね。

あなたの人生を一緒に決めていこうと 親も応援していくわけだから、

そういうような感じ 認めておくというところですかね 。



春休みになると子供たちは 、中学3年生のお子さんに限らず、

子供たちが 昼夜逆転で朝起きないとか宿題もしない、ゲームばっかりしてとか、

やるべきこと ちっともしないほったらかし状態。。

まあ そうですよね。こういう時は、やっぱり言うことを聞く 聞かないは別として

やっぱり家庭の中でルールを作るということですね。

「何時には起きる」「布団を片付ける」とか。

親の方は、ご飯とか洗濯とか掃除とかやらなくてはいけないことがあるわけですから、

親としても「それはあなたたちのために、どうであってもやっていくわけだから

そこは協力してほしい」と。

「つまりは、この時間にはこうであって欲しい。その間の時間を、

自分たちなりに過ごすのは自分たちの判断だけど、少なくとも、

もう この時間にはこういう状態でいて欲しい。

そこまではあなたたちの自由だけど」・・・というようなルールですね。

これは親が子に命令をするとか指示じゃなくて、

これは一緒に住む 以上の「協力」ですよね。

ともに 一つ屋根の下で暮らしてくんだから、お互いにそこはそうであるっていう

「お互いが協力しあって 毎日の生活が成り立つんだから、それはわかってよ」

っていうことですよね。

そして、

「それがわかってもらえないならば、それは申し訳ないけど

ご飯も洗濯も、もう十分にできないかもしれない。

それは脅かすわけじゃないけれども、やっぱり 協力してもらって初めて

お母さんもできるんだから。それはもうできないかもしれない、

やれないかもしれない。だから でもそれだと あなたたちも困るから、

そこは分かってほしい 」ってことを、1回ゆっくり話すことですね。

一度ゆっくり話すことは本当に大事で、

小言とか文句とかっていうことを 片一方が言うと、もう片一方も言って

文句の言い合い というか、反抗と反抗のぶつかり合いになるので

そうはなることは避けて、ゆっくり話すということが大事なんじゃないでしょうか。

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