今年度も、毎月最終火曜日は、三重映画フェスティバル実行委員会のご協力によりお送りする「三重映画さんぽ」です。

今回は、伊勢志摩地域での映画やテレビの撮影の支援を行われている伊勢志摩フィルムコミッションの天白あかねさんです。

先日まで、伊勢志摩地域で、テレビドラマのロケが行われていました。フィルムコミッションの役割りについて改めてご紹介いただきました。

映画、テレビドラマ、CMなどのあらゆるジャンルのロケーション撮影をスムーズに進める事に尽きます。製作サイドにロケ地情報を提供し、ロケハン、いわゆる下見です。それに同行します。撮影が決まるとロケ地の方々と打ち合わせを行うとともに、その地域の方々に撮影するこの時間だけ通れませんや迂回してくださいとお願いしたり、必要なエキストラを集めたりします。

伊勢勢志摩や三重県で撮影をしようと決めて、スタッフが来てくださる事はとても光栄に思い、来ていただいた事に対するおもてなしをさせていただかなければと思っています。映画の撮影が行われると、長期間滞在をされますので、俳優やスタッフのホテル代や食事代が地元の宿泊施設や飲食店に支払われますので、地域経済にも貢献できているわけです。

これまでも、「小さき勇者たちガメラ」「きいろいゾウ」「娚の一生」などのロケ地マップを作成し、皆さんに好評でした映画が地元で作られるといろいろな広がりがあります。

これまで関わった映画の中で、印象深いエピソードは・・・

「娚の一生」の撮影のときは、漁港に祭り会場をつくるため、地元の方々にご協力いただき、前日の夜から太鼓櫓を組んだり、出店の準備やエキストラにいたるまで、婦人会の方々には盆踊りの練習までしていただき、本当に感謝しています。伊勢志摩地域での撮影を進めることは、伊勢志摩地域をアピールできるとともに、地域活性化につながると自負しています。これからも頑張っていきたいです。 

 

山上和美でした♪