インタビュー 第9回 みえむ館長 大野照文さん

今日を頑張るあなたに送るインタビュー。

県内で活躍されている方々のお話をお届けします。

今朝は、三重県総合博物館みえむ 館長 大野照文さん。

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大野さんは1951年京都市生まれ。

京都大学理学部地質学鉱物学科卒業、ドイツ・ボン大学にて自然科学博士を取得。

その後、京都大学で教鞭をとり、2016年4月三重県総合博物館みえむの館長に就任されました。

大野さん、幼稚園の頃から道端に落ちている石をポケットに入れて持って帰っていたそうです。

興味の対象は、石から化石に広がりました。

就職が決まったのは、36歳の時。焦燥感はあったけど、孤独感はなかったそうです。

「作っても出来ないから、ある段階から自分の生き様を納得する。

人のことを羨んでも、その人がすっと一緒にいるわけじゃない。

納得出来ないことも含め、それも大事にして、前にちょっとずつ進んでいく。

誰にも未来は見えない。 見えないなら、自分なりに絵を描いて、それに向かっていけばいい。

常に自分のイメージを大切に。 それに向かって試行錯誤していると、いろいろな人が助けてくれる。

続けていくことが大切。

頑固に続けることがまず第一だが、いろいろな人の意見を聴くことも大切。

日本人は話すのは下手かもしれないけど、 人の話を聴く、耳を傾けることに関しては優れた資質を持っている。

人の話を聴いて、自分のものにしていく。」

化石や恐竜も、そして未来も、よく分からないから面白いんだそうです。

 

◆大野さんの人生訓◆

「結果はすぐでなくても続けていく」 「人の言葉に耳を傾ける」

インタビュー、次回は来年1月の放送です。

 

山上和美でした♪