三重映画さんぽ 四日市撮影「サクラダリセット」

三重映画フェスティバル実行委員会のご協力によりお送りしている「三重映画さんぽ」。

今回は、現在公開中の映画「サクラダリセット」について「よっかいちフィルムコミッション」の渡辺さやかさんにご紹介いただきました。

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写真提供:よっかいちフィルムコミッション

映画『サクラダリセット』は、咲良田市という架空の街の物語が舞台。

そこは能力者が暮らす町です。

時間を巻き戻す人、なんでも記憶していられる記憶保持者、予知能力者、モノを消したりする能力者などがいます。

この町の高校生たちは超能力を駆使して、同級生を甦らそうとする物語です。

主演のは野村周平さん、黒島結菜さん。 加賀まりこさんや及川光博さんも出演しています。

現在公開されているのが前篇で、5月13日からは後篇も公開される、前後篇の壮大な青春ミステリーです。

四日市のメリノール女子学院がメインロケ地で、学校のシーンはすべて撮影されました。

撮影は10日間、前後編とも登場しています。

メリノール女子学院は、この4月から男女共学となり、四日市メリノール学院になります。

共学になる前に、映画の撮影が来ると記念になると話をいただいていて、昨年7月頃、10日間撮影ができる高校生はないかと問い合わせがあり、メリノール女子学院を紹介、撮影に結び付きました。

撮影は平日授業が行われている日にも行われました。

先生方が事前に「撮影の邪魔はしたらあかんよ」と声をかけていてくださったようでスムーズに撮影できたそうです。

敷地内にある合宿場はスタッフの宿泊場になりました。

そこがメイクルームであり、機材置き場に。 学校全体が大きなスタジオになっていきました。

美術部の生徒さんはスタッフと小道具を作ったり、演劇部の生徒さんが学園祭で上演される劇に出演したり、OGが炊き出しをしてくれた日もありました。

エキストラ募集ではあっという間に100名以上の生徒・保護者・先生方が集まり、 後編に出てくる学園祭のシーンはとても楽しくみんなで撮影したそうです。

CIMG5146.JPG写真提供:よっかいちフィルムコミッション

よっかいちフィルミコミッションでは、『サクラダリセット』のロケ地マップを作成。

四日市市役所、観光協会、商工会議所、市立図書館、109シネマズ、イオンシネマ東員などで配布しています。

3月29日から5月21日までは、四日市市立図書館でパネル展を行ないます。

映画撮影の現場写真や、撮影時のエピソード紹介。

これまで四日市で撮影された映画「日本で一番悪い奴ら」「さらばあぶない刑事」「寄生獣」などのポスターも展示します。

さらに、四日市メリノール学院は、毎年桜の季節に一般の方に学校を公開してくれます。

普段は入れない学校を、ロケ地マップを持ち、このシーンはここで撮影されたんだなと、想像力を高め回っていただければと思います。

学校の公開日は、4月1日と8日の土曜日です。

映画『サクラダリセット』は、109シネマズ四日市、イオンシネマ東員で上映中です。 是非、ご覧ください。

山上和美でした♪