今日を頑張るあなたに送るインタビュー。
県内で活躍されている方々のお話をお届けします。
今朝はみえ防災市民会議 議長 山本康史さんです。
山本さんは1973年8月、大阪生まれ、3歳から伊勢にお住まいです。
三重中学、三重高校、三重大学工学部を経て、
お仕事はサンヨーバルブ株式会社の専務取締役をされています。
大学時代に阪神淡路大震災にボランティアに参加して以来、数々のボランティア活動に参加。
東日本大震災の時には、みえ災害ボランティア支援センターのセンター長を務められました。
また伊勢神宮奉納全国花火大会のエコボランティアの活動支援も2002年から続けられています。
精力的に活動していらっしゃる山本さんですが、大学卒業後に進学した大学院は、3日で辞める決断をし、それから半年間は夕方に起きて、何もすることなく、ダラダラと過ごす無気力な日々を送っていたとか。
毎日自分のことが嫌いになっていく・・・。
しかし、1997年ナホトカ号重油流出事故を契機に、ボランティア活動に参加。
阪神淡路大震災のボランティア活動経験を思い出し、自分も何かしら役に立てるのではないかと思ったからです。
ボランティア活動に参加すると、日常生活では出会えないいろんな人と出会え、 見えなかったことが見えるようになってきて、視野が広がります。
そこで山本さんは、自分の居場所がこういうところにあっていいんだなと感じたそうです。
決して、ボランティアする場所があることを願っているわけではなく、 結果として、災害の現場で出会えた人との中で自分の居場所を見つけることができたということです。
その理由は、
自分の居場所は一人では見つけられない。
自分の居場所は他人との間にあるから。
自分が楽しくいるために、周りを楽しくするための一つの手段がボランティア活動だった、と。
結婚して10年。奥様と一度も喧嘩したことないそうです。
怒られることはあっても。
ボランティア活動が精力的に行えるのも奥様のおかげ。
だからすごく感謝していて、人前でも本人の前でも奥様を褒め、「ありがとう」と言うようにしているそうです。
ボランティアも、奥様をほめることも、山本さんにとっては笑顔が増える行動なんだそうです。
◆人生のモットー◆
笑顔が増える活動を行う
インタビュー、次回は7月4日にお送りする予定です。
山上和美でした♪