インタビュー 第17回 おぼろタオル 加藤勘次さん

今日を頑張るあなたに送るインタビュー。
県内で活躍されている方々のお話をお届けします。

今朝は、おぼろタオル株式会社 代表取締役社長 加藤 勘次さんです。

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昭和29年11月、松阪市生まれ。 津高校を経て、神戸大学出身。
28歳で三重に戻り、おぼろタオルに入社、平成17年代表取締役社長に就任されました。


おぼろタオルは明治41年創業で、織り、加工、仕上げまで全工程を自社で行う、タオル業界では全国でも珍しい企業です。
歴史と技術力があり、業績は順調。
平成3年には売り上げのピークを迎えました。
しかしその後、20年かけて、業績はピーク時の3分の1に。

振り返ると、業績の良さに頼り、未来に対する投資やブランド力、開発力が欠けていたのかも。。。


加藤さんは、社長として、3つの「誇り」を取り戻すと決めました。

1、商品に対する誇り

2、地域での評価に対する誇り

3、労働条件に対する誇り

企業として進むべき道筋が整った矢先、癌が発覚。
自覚症状はあったものの、仕事を理由に、検査を先延ばしした結果、癌と判り緊急手術することに。
治療を受け、5年経った今は、再発も転移もしていないそうです。

病気になり、人生の最期と向き合った時、人生観が変わりました。

後悔はしたくない。
頭ではわかっていても、やれていないことがある。
人生の時間には限りがある。

病と向き合うことで、決断が早くなった加藤さん。

◆決断◆

よく考え、やりたいと思ったことは今すぐやる!

そのためには人間、努力しなければいけない

インタビュー、次回は9月5日の放送予定です。

山上和美でした♪