三重映画フェスティバル実行委員会の協力によりお送りしている
「三重映画さんぽ」のコーナー。
今回は、9月10日(日)名張市で開催される「なばり名画座」について、
実行委員長の的場敏訓さんにお話を伺いました。
「なばり名画座」は、
文化庁と東京国立近代美術館フィルムセンターが、
皆さんに良質な映画を観ていただくため、
日本全国に貸し出す優秀映画鑑賞推進事業を、名張で行うものです。
名張市は、今、映画館がないので、
名張市役所がこの事業を当初されていたのですが、
数年前から、市民がイニシアチブを取る上映会にしていこうと、
市民が加わり、名張市ならではの地域の特色を出す上映会にしていこうと考えました。
「なばり名画座」で上映する作品は、'昭和'に作られた映画を上映しているのが特徴です。
昭和にこだわっているのは、
特に戦後、何もないところから立ち上がるエネルギーに満ち溢れた時代で、
学ぶことが多いと多いと思うからです。
今回のテーマは「昭和に活躍した女優」
大女優の、昭和に活躍した若き頃の姿をご覧いただきます。
上映作品は山本富士子出演『夜の河』(1956年作品)、
佐久間良子出演『五番町夕霧楼』(1963年)、
岸恵子出演『雪国』(1957年)、
そして岩下志麻出演『五辨の椿』(1964年)の4本を上映します。
また「シネマ・トーク・セッション」というコーナーも設け開催しています。
今回は三重映画フェスティバル実行委員会の田中忍会長とともに
「昭和・若き日の大女優たち」というテーマで行います。
スクリーンから、昭和の力を感じてください。
【なばり名画座】
開催日時:9月10日(日)
9:30開場
10:00上映開始
10:00『夜の河』上映
13:00トークセッション
13:30『五番町夕霧楼』上映
15:55『雪国』上映
18:15『五辨の椿』上映
入場料:500円(1本でも、4本でも500円)
場 所:アドバンスコープADSホール
問い合わせ先:アドバンスコープADSホール
電話0595-64ー3478
山上和美でした♪