インタビュー 第22回 ほめちぎる教習所 加藤光一さん

今日を頑張るあなたに送るインタビュー。
県内で活躍されている方々のお話をお届けします。

今朝は、伊勢にある南部自動車学校  代表取締役社長 加藤光一さんです。

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1962年9月伊勢市生まれ。
大学卒業後、東京の商社や教習所で務め、
30歳で地元に戻り、
当時お父様が社長を務めていた南部自動車学校に入社、現在に至ります。

南部自動車学校は、「ほめちぎる教習所」として知られています。

「ほめちぎる」とは・・・
やった行為、やろうとしている行為を細分化して褒めることでです。

褒められることで成長が実感でき、主体性が出てきます。

結果的に運転することが楽しくなってくることを狙いとしています。

実は、失敗した時が一番褒めやすいそう。

何故かというと、失敗は本人が分かっているから、
その時に褒めると記憶に残るのです。

失敗=チャレンジしているということ。
結果より、やった行為を褒めます。

褒めることは、相手のことをよく見ていないと出来ません。

褒めるのに一番大切なことは、相手に関心を持つこと
そして観察する。

褒めるのは、実は自分にも良いそうです。

褒められる人より、褒めている人の方が良い表情をするそうで、
ストレスもなくなるとか。

加藤さん、人生最大のピンチは一昨年から去年にかけて。
血液のがん、悪性リンパ腫が見つかりました。

かなり厳しい闘病生活が待っているから覚悟しておいた方がいいと言われ、
最初はかなり悩みましたが、
2日目くらいに、もしダメだったとしても3年(厳しい場合の生存年数)もある。
3年で出来ないことは一生出来ない。
3年できることを書き出してみよう。

健康な時は時間は無限だと思うが、
時間は有限だと感じると、
足が伸びないなと思う事も、すっと足を踏み出せるようになりました。

去年の5月、最終検査で病気はクリアに。

結果的には良かったですが、 気持ちの持ち方も大事だなと思われたそうです。

◆好きな言葉◆

「ワクワク」

加藤さんが書かれたほめ方についての本が、
来週1月18日角川出版から発売されます。

タイトルは、『「ほめちぎる教習所」のやる気の育て方』

「ビリギャル」で知られる 坪田信貴さんが監修されています。

是非、ご覧になってください。

山上和美でした♪