第28回インタビュー グランビル 長谷川一仁さん 

今日を頑張るあなたに送るインタビュー。

県内で活躍されている方々のお話をお届けします。

今朝は、桑名市 株式会社グランビル 代表取締役 長谷川一仁さんです。

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昭和24年12月、四日市生まれ。

工業高校、自動車会社を経て、28歳で独立。

ソーラーメーカーを立ち上げ、業績を伸ばしましたが、

商品が環境に良くないということに気がつくと、方向を転換し、

森林エネルギーを活用したカーボンニュートラルな薪ストーブ事業に取り組まれました。

その背景には「社会に役立つ仕事をしなくては」という思いがあったからです。

小学5年生の時、出来たばかりの四日市海洋少年団に所属しました。

海でカッターやヨットの訓練をして、海から四日市を見ていると、
ある日突然コンビナートが出来、
立派な松や青い山がスモッグで見えなくなり、
白砂青松の海岸が無くなっていく...。

国民すべての財産なのに、経済が優先されて、大事な景色がなくなる。

情感のある景色が無くなってしまった。

自分の中で反動が来たといいます。

綺麗なものを見たい、美しい景色の中にいたい。

しかし、時代は高度成長期。
経済優先で、早い事はいいことだの風潮に。

...じゃあ幸せなのか、どうなのか?

忙しいばかりで、たくさんの情報は得られた、知識はいっぱい増えたが、
実践できる知恵にかわったのか?

良いものが三重県にはいっぱいある。

なんとなく都会にあこがれるが、
ちょっと振り返れば良さが至る所にある。

心の豊かさを感じると、忙しい中でも、心の栄養になる。

見るものにおいては、我々は綺麗なものを見る権利がある。

海、街並み、もっと綺麗してもいい。

拡大解釈して、地域、自然環境にも気がついてもらえれば。

今から50年前、新しい言葉生まれました。

「公害」「認定患者」

今は「環境問題」

早ければ50年以内に「地球環境」という問題が起きるかもしれません。

食糧危機が来てしまう。

我々が出来ることを勉強して、手を打っていかないといけない。

◆長谷川さんが大切にしていること◆

情感のある暮らし方

自然、家族が大事。
その中から生まれる生活が基盤。
それが一番大事。

長谷川さんが薪ストーブにこだわるのは、火の持つ力です。

火は人間しかコントロールできないもので、

そこには家族のだんらんや、ぬくもりがあるから。

今朝のインタビューは、長谷川一仁さんでした。

インタビュー、次回は8月の放送予定です。

話しは変わって。

私事ならが、7月1日誕生日を迎えました。

お祝いメッセージくださった皆さん、ありがとうございました。

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今朝の放送は素敵なヒマワリのアレンジメントに囲まれてお送りしました。

雲のジュウザさん。ありがとうございました!

山上和美でした♪