新しい年を迎え、来年5月には年号が変わります。
今から150年前、明治維新の激動の時代を生きた
勝海舟の玄孫・髙山みな子(こうやま みなこ)さんにご登場いただきました。
髙山さんは神奈川県鎌倉市出身。
慶応義塾大学卒業後、会社勤務を経て、
フリーランスライターとして活躍されています。
また、勝海舟と松阪の商人が縁があったことから、
松阪市ブランド大使も務めていらっしゃいます。
髙山さんは先祖や歴史を調べる中で、あることに気が付きます。
人は誰の紹介で出会うかが重要。
勝海舟が西郷隆盛や大久保利通たちと話し合いができたのは、
それぞれが尊敬する島津斉彬の存在、力添えがあったからではないか。
また何かを行う際、
志だけではダメで、それを実行するための具体策や経済策が必要。
誰かに無理をさせた施策はうまくいくはずはなく、
長続きさせるためにはどうしたらよいか、
そのヒントは交流をもった松阪の商人たちが与えてくれたと言います。
様々な立場の人々が
おかれた環境で精一杯生きていることが結晶になって世の中ができる。
そして歴史が動いていく。
日々きちんとやるべきことを行い、日々工夫を重ねることが大切。
すぐに芽は出なくとも、いかに種をまいて、それを育てていくかが大事。
自分ができることに力を尽くし、新しい年を、迎えたいですね。
山上和美でした♪