三重映画フェスティバル実行委員会のご協力によりお送りしている
「三重映画さんぽ」
今回は12月7日から全国公開されている映画『来る』についてです。
お話はよっかいちフィルムコミッションの渡辺さやかさんです。
映画『来る』は澤村伊智さんの小説「ぼぎわんが、来る」が原作のホラー映画で、
監督は中島哲也監督、
出演は岡田准一さん、黒木華さん、小松菜奈さん、松たか子さん、妻夫木聡さんです。
この作品の一部が三重県で撮影されました。
2年ほど前、四日市で『サクラダリセット』という映画が撮影され、
その制作部の方が、この映画にも関わられていたことがきっかけです。
四日市では、旧平田家住宅で撮影がなされました。
国の登録有形文化財に指定されている明治・大正の建物で、
普段一般公開されていません。
ここでは13回忌で集まる親族の宴会シーンや
妻夫木聡が演じる秀樹が帰郷した際の居間が、
現代と子ども時代それぞれが撮影されました。
また四日市でロケされたシーンでは、
萬古焼の急須や日永うちわなど、四日市の特産品が小道具として使われました。
映っているかどうか、劇場でご確認ください。
撮影をきっかけに、よっかいちフィルムコミッションでは
映画『来る』のロケ地マップを製作しました。
四日市市役所や四日市観光協会などで配布していますし、
よっかいちフィルムコミッションのホームページにもアップしています。
映画『来る』はただ今、上映中です。
映画と共にロケ地マップもご覧ください。
山上和美でした♪