三重映画さんぽ  尾鷲が舞台『スガリノカナリヤ』

三重映画フェスティバル実行委員会のご協力によりお送りしている

「三重映画さんぽ」

2月10日、11日に尾鷲市の熊野古道センターで上映される

『スガリノカナリヤ』について、

監督をされた新里猛さんにご紹介いただきました。

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映画のタイトル「スガリ」というのは、

尾鷲市須賀利町のことです。

須賀利町は、海がきれいで、

海に向かって瓦屋根の家がびっしりと立ち並んでいます。

かつては陸路がなく、巡回船が唯一の交通手段だったのですが、

昭和57年に県道が完成し車で訪ねることが可能となり、

平成24年には巡回船が廃止されました。

この映画は、

歌手を目指し上京した主人公アイという女性が夢破れて、

故郷の須賀利に帰ってきたというお話で、

その後の彼女の生活を描いています。

今回の脚本を担当した水上銀一さんはお父さんが尾鷲出身で、

幼いころ尾鷲でよく遊んでいて、

彼の企画で尾鷲が舞台になりました。

スタッフやキャストは別に仕事を持っている人も多く、

撮影は、一昨年の11月、12月の土曜日曜を使って行いました。

「少ない予算だけど、映画やらないか」と集まってくれた映画好き、

ギャラがなくても参加するというメンバーで製作しました。

東京から来てくれた人もいます。

映画を愛する人たちの思いがつまった

三重県ゆかりの映画「スガリノカナリア」

是非、ご覧ください。

上映情報

日程:2月10日(日)11日(月・祝) 

時間:13:30 開場 ╱  14:00 上映開始

場所:熊野古道センター(尾鷲市) 展示棟映像ホール

料金:無料

問い合わせ先:四日市映画祭事務局 TEL059‐337‐8007

山上和美でした♪