三重映画さんぽ 伊勢志摩地域ロケ作品

三重映画フェスティバル実行委員会のご協力によりお送りしている
「三重映画さんぽ」

平成30年度は、
伊勢志摩地域で撮影された映画が3本公開されました。

三重映画フェスティバル実行委員会のお話では、
1年に3本も伊勢志摩地域ロケの映画が公開されるのは珍しいとのことです。

これらの作品を撮影時から公開まで支援された
伊勢志摩フィルムコミッション西村恭祐さんにお話いただきました。

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公開された作品3本とは・・・

『青夏 きみに恋した30日』

葵わかなさんと佐野勇斗さんのW主演で、昨年8月に公開。
伊勢志摩の各地域で撮影されたもので、
今年の1月にはDVD/ブルーレイが発売されています。

『映画 刀剣乱舞』

シミュレーションゲームで有名な「刀剣乱舞」の映画化で、
「伊勢安土桃山城下街」改め「伊勢忍者キングダム」で撮影され、
今年の1月に公開されました。

『半世界』

稲垣吾郎さん主演作品。
青夏と半世界では、南伊勢町がメインロケ地となりました。

伊勢志摩地域で撮影が多いは、
映画スタッフの方から
「この撮影、何とかなりませんか?」という結構難題のある問い合わせに、
「うちでやりましょう」とお答えしているので、
それが映画業界に知られているのだと思います。

その理由に、伊勢志摩フィルムコミッションは
伊勢市、鳥羽市、志摩市、南伊勢町などの伊勢志摩の市町はとても仲が良く、
スタッフのお願いに対して、
「協力してくれませんか?」と聞いて協力・対応していただいています。
また、地域の方々の協力あってこそです。

伊勢志摩地域は昔風の町並み、農村や漁村風景、異国情緒漂う風景、自然美など、
様々な撮影シーンに対応できる場所がたくさんあります。
また都会での撮影ですと、
見物人が集まって撮影がスムーズにいかなくなるというケースを耳にしますが、
この地域では人通りや交通量が少ないので、短時間で効率的な撮影が実現できます。

映画公開にあたっての支援として映画『半世界』を例にとると、
上映前、阪本監督や県知事にお越しいただき、
PRのための試写会を公開前に行いました。

公開に合せて、ロケ地マップを作成し、市役所などに設置しました。

それと、SNSです。
フェイスブック、ツイッター、インスタグラムでの情報発信、
市町が発行する広報での映画紹介。

また県内外で行われる物産展などのイベントで
ポスター貼ったりチラシなど配りPRをしました。

伊勢志摩地域で撮影された映画は、永遠に映像に残され、
地域にとっての宝物になると思います。

また映画をご覧になられた方は、ロケ地めぐりをしていただき、
伊勢志摩で楽しい時間を過ごしていただければと思っています。

山上和美でした♪