三重映画さんぽ  第5回「賢島映画祭」作品募集

三重映画フェスティバル実行委員会のご協力によりお送りしている

「三重映画さんぽ」

今回は「第5回 賢島映画祭」を今年の9月8日に開催される

志摩ムービークルーズ 会長橋爪吉生さんと事務局長山崎善隆さんです。

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「賢島映画祭」は、橋爪さんと映画プロデューサー山際新平さんが、

母校である船越中学校が閉校になるので、皆の思い出に、

そして地域に元気さを取り戻したいという気持ちで

映画「校歌の卒業式」を作り、

その映画が地域の皆さんに好評でしたので、

地域主役の賢島映画祭を開催しようと決めたものです。

淋しいことに山際さんは、 第1回が終わるのを見届けてお亡くなりになりましたが、

映画祭を毎年開催するたびに、

山際さんと一緒に仕事をされていた方が 映画祭の審査員として参加されています。

「賢島映画祭」には北海道から沖縄まで全国各地から応募があります。

昨年は27本の応募があり、年々増えています。

映画館で上映されていてもよいくらいの良質な作品が多くあります。

それは、審査員が、現役のプロデューサーや監督、カメラマン、作曲家など、

映画を製作する上において重要な部門のプロが厳しい目で審査をしているから、

生半可な映画では選ばれないという情報が応募者に伝わっているからなのでしょう。

ただ「賢島映画祭」は映画としての技術的完成度よりも、

撮影した地域の人々の特色を魅力的に伝えられたかという観点で

評価していきたいということです。

橋爪さんは、小さい頃から映画を見る習慣は大事だと考えます。

たとえば、イミテーションのものを小さい頃から見ていると、

本物の価値観や偉大さ、また本物を作るための難しさがわかりません。

映画もやはり大きなスクリーンで場内を暗くして集中してみるという習慣です。

だから小学生の子たちも、ご両親に連れてきてもらって、

賢島映画祭を見てほしいという気持ちです。

映画祭当日は、映画を作られたスタッフやキャストも会場にいてくれるので、

お話ができることも。

小さい頃、観た映画のスタッフやキャストと、

毎年映画製作のお話しができると、

その子どもたちが大きくなった時、

どのような影響が与えられているかなと期待もします。

将来、三重県、志摩市出身のアクターや映画人を、

賢島映画祭から輩出したいというのが願いです。

「賢島映画祭」作品のエントリー受付は

5月10日までです。

年齢制限はありません。

詳しくは志摩ムービークルーズのホームページをご覧ください。

志摩ムービークルーズ

https://shima-moviecrews.com/

山上和美でした♪