三重映画フェスティバル実行委員会のご協力によりお送りしている
「三重映画さんぽ」
今回は11月25日月曜日に開催される
「第25回小津安二郎監督を偲ぶ集い」について
飯高オーヅ会 会長 岡本美夜さんにお話しいただきました。
小津監督は映画会社の松竹に入社される前、
1年間、松阪の飯高で代用教員をされていました。
当時の宮前小学校の跡地に松阪市飯高老人福祉センターが建てられていて、
その1階に「小津安二郎資料室」があります。
代用教員時代の小津監督と教え子の方々の想い出にあふれる資料室です。
小津先生と生徒たちはどんな暮らしをしていたのか、
小津映画に描かれたシーンは飯高に関係しているのではないか、
飯高ならではの思い出があります。
「小津安二郎監督を偲ぶ集い」
今年は「無声映画と活動弁士の澤登翠さん」というテーマで開催します。
午前中に無声映画と澤登翠さんとのトークショーを行い、
無声映画ってどんなもの?
その時代の活動弁士の役割はどのようなものだったかなどについて、
皆さんに知っていただきます。
そして午後には小津映画「生れてはみたけれど」を
活動弁士・澤登翠さんの弁士で上映します。
音声がない無声映画、サイレント映画は
なかなか観る機会、聞く機会がありませんので、貴重な機会です。
そして今年、偲ぶ集いが月曜日に開催されるのは、
地元飯高の小学生約100人が課外授業の一環で、
この無声映画を観に来てくれるからです。
ですから、午前の無声映画と澤登翠さんというトークショーは
一般の方に来ていただけますが、午後は、小学生優先となります。
第25回小津安二郎監督を偲ぶ集い
日程:11月25日 月曜日
場所:松阪市飯高老人福祉センター2階
内容:午前10時~ トーク
午後1時~ 無声映画「生れてはみたけれど」上映
入場:無料
お問い合わせ:飯高オーヅ会 電話090‐1471-0152
山上和美でした♪