インタビュー 第44回 コラージュアート作家iLodori aicoさん

今日を頑張るあなたに送るインタビュー。

県内で活躍されている方々のお話をお届けします。

今朝は作家 iLodori aicoさん、

本名 本村藍子さんです。

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1981年9月、鈴鹿市生まれ。

高校卒業後、フリーターをしていましたが、

あることがきっかけとなり、

これまでやったことがなかった「絵」に突然、目覚めました。

そのきっかけとは・・・

婚約破棄。

不眠症になって眠れなくなりました。

夜、暇になって、何か一人でできることはないか。

絵だ!

授業でもほめられることはなかったのに。。。

最初は、何も描けないから、色を塗る。

今日はだと思ったら、をずっと塗り続けて、

だと思ったら、をぐあーっと塗り続ける。

そこで初めて泣けるようになって、

心の中にあったもやもやが浄化されて、

棘が無くなっていく感じがしました。

色を塗りだして、

色を塗ることに慣れて、飽きだしたら、

今度は模様を描きだしました。

そして動物を描いてみようかなと思ったら描けました。

私自身、絵やアートは関係ないと過ごしていたので、

絵にこんなふうに関わるなんて思っていなくて。。。

でも、こういう人はいっぱいいると思うので、

そういう人に絵を広めたい。

絵との関係を築けたのは

恋は心の一番の楽しみ。

(修行かもしれないけど。)

恋をすることによって感じるものがめっちゃあって、

それはすべてにつながっていて、絵にもなった。

恋をすると

自分がどんどん変わっていく。

傷つくからって、やめるはもったいない。

大好きな絵を、やめたいな、辛いなと思ったことは、ありました。

それまでは描きたいものを描いてという時期だったのが、

絵を販売しなければいけなくなり、

販売することがプロだと言われ、

確かにと思いましたが、

販売を続けるうちに、なんか違う、なんか違うが大きくなって、

そのまま続けても、私にはあっていないやり方だと思って。

やめたいと思っても、やめちゃいけない、

やめたら終わりだと思っていましたが、

その時に、やめても大丈夫かも

こういうやり方もあるかもと隙間を作って、行動していたら、

ヒントとかをもらえて、

その道もあるかも知れないと思うと、

嫌だった仕事も、ちょっとは嫌じゃなくなって、

考え方が変わってきて、余裕が生まれました。

「かも」で一筋の光が入る。

ありなんかも

そういうやり方あるんかも。

そういう人生あるんかも。

私にもできるかもというところから入ったし、それがいい。

どこかで読んだセリフ。

すべては人生の副産物。

すべてがあったうえで、絵が生まれた、歌が生まれた。

人生を生きて、結果これがあった。

人生を真剣に楽しむ。

そうすると素敵な恋にも出会える。

その恋がダメでも全然いい。

それも運命の人。

結婚する人だけが運命の人ではなく、

出会った人すべてが運命の人。

今は、結婚6年目のご主人に恋をしているそうです。

山上和美でした♪