こんにちは!火曜日夕方担当の迫田 藍子です♪
さて、御朱印帳ならぬ、〇〇印帳シリーズ第4弾!!
今回は・・・お城の御朱印版
「御城印帳」をご紹介しました~✩.*˚
お邪魔したのは
津市中央にある老舗紙問屋
「村田紙店」
このたび、
藤堂高虎をデザインした「御城印帳」を製作され、11月の発売以降、全国のお城マニアから注目を集めているんだそう!
詳しいお話を
武田 真紀子さん
に伺いました
🔷村田紙店
津市中央の老舗紙問屋
1626(寛永3)年から続く紙や文具の卸売店。
江戸時代には津城の京口門の前で筆や紙を売っていたそう。
2015年、先代のお父様から店を継いだ真紀子さん。
美濃和紙などの国内製品だけでなく、 ネパールやタイ、フランス、イタリア、 ドイツ、イギリスなど世界中の紙を販売されています。
店内には、色とりどりの紙がズラリ!
紙ってこんなに種類があるんですね~(^^)
タイの紙
型紙かと思いきや、指先を使って1つづつ柄を作っているそう。なんて器用なんだっ!
-御城印帳-
縦18.5cm ✕ 横12.5cm 厚さ2cm
御朱印帳より少し大きいサイズ。
金色の和紙を使い、馬に乗った藤堂高虎が描かれています!
凛々しくてカッコイイ✨
🔷製作のきっかけ
津市街地の藤堂高虎ゆかりの史跡などを広く知ってもらおうと活動する「安濃津ガイド会」の方が、
津城跡に観光に来てもらった際、何か観光の記念になるような物があればいいのになぁ…と以前仰っていたそう。
城自体が残っていないため、まつわるお土産がほとんどない…何か形に残るものをと考えた真紀子さん。
そこで、元々、和紙などのさまざまな紙を使って御朱印帳を作っていたノウハウを活かし、「御城印帳」を製作することに。
まずは
何を表紙にするか・・・
城なので、石垣を思わせる格子柄に。
絵柄は兜にするか、銅像か、
馬に乗った藤堂高虎像に決定。
知人女性に、銅像の写真をもとに絵を描いてもらえないかと依頼。
津市の「二階堂特殊美術製本所」にお願いし、箔押し印刷で仕上げ、製本。
箔押しがイメージ通りものになるか出来上がるまで分からなかったと真紀子さん。
細部まで上手く表現されていた箔押しに大満足だったそう✩.*˚
🔷藤堂高虎デザインの御城印帳
税抜き 2,800円 (透明カバー付)
現在、ピンクや緑など格子柄の色違いで6種。
42枚の御城印が入ります。
(御城印は書き置きタイプなので、紙面に貼り付けるのではなく、透明のポケットにいれていきます)
今後は、桜の柄が入った和紙や、高虎のデザインも新たなものに挑戦したいと真紀子さん。
楽しみですね~♪
ところで
タイムリーな話題が。
「お城EXPO 2020」
が先週末、12月19日(土)・20日(日)に横浜で開催されました。
津市観光協会が参加し、村田紙店の御城印帳を販売したところ、なんと用意した30冊すべて完売したんだそう🙌✨
✅御城印
寺社参拝の証しとなる御朱印にならい、城の名前や城主の家紋が印刷されたもの。
近年の城ブームを受け、全国各地 の自治体や観光協会で発行、販売されています。
県内では亀山城跡、伊賀上野城、 津城跡、松坂城跡、鳥羽城跡の御城印が発行しているので、まずは県内から巡りたいですね~
「続日本100名城」にも選定された”津城跡”
築城の名手として知られる藤堂高虎をモチーフに、目に見える形で観光の記念になる「御城印帳」が完成✨✨
11月中旬の発売以来、全国のお城好きから問い合わせがあるという藤堂高虎の御城印帳。
これを機会にお城巡り、御城印を集めてみては♪
藤堂高虎デザインの御城印帳は
村田紙店
津駅前観光案内所
で購入できます。
村田紙店
TEL:059-228-2737
津市中央
旧岡三証券の隣にあります。
駐車場あり
年内は12/28まで
年始は1/5からの営業です
ホームページ
好きな紙を使って御朱印帳や万華鏡を作るワークショップを行っていましたが、今年は新型コロナの影響で中止に。
しかし、時間に余裕ができたことで、御城印帳のような新たな商品を考える時間と余裕ができたと真紀子さん。
ワークショップは徐々に再開しているそうです(^^)