慎重? 苦手なことには手を出しません。

今週も、番組をお聴きいただき

ありがとうございました。

今週は、 匿名希望 さん からのご相談でした・・・

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うちの子は幼稚園の年長。

できることも増えてきているのですが、

慎重さも出てきているのか? 苦手なことには手を出しません。

例えば、縄跳びや自転車の補助輪外しなどを、

うちの子はやろうとしません。

子どものやる気を誘い出す方法を教えてください。

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安藤先生のアドバイスは・・・?????

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「縄跳びや自転車の補助輪外し、うちの子はやろうとしません」

とありますが、

全然「やろうとしなくてもいい」と思います。

タイミングがありますからね。

みんなと同じタイミングで

同じことをしなくちゃいけないわけではないです。

どうしてもやらせたければ、

無理やりやらせるのじゃなくって

本人が、やるも自由、やらないも自由。



まわりでそれを楽しそうにやっているのを見て、

それをやるかやらないかは本人が決める事です。

それでもやらないなら

それでいいと親が思うことですね。



もし、無理やりやらせた場合、

子供は、これから自分からのやる気を出すことを

あまりしなくなると思います。

何度も言いますが、その子なりのタイミングがあります。

ある時本当にいろんなことにチャレンジし始めたり、

不思議なほどに、「あの幼稚園の頃は何だったんだ?」

と思うほど、急にやり始めるって言う事だって沢山あります。



こういう慎重さが出てきてる子っていうのは

1回「やれるかな」と思ったら

加速して色んなことをやり始めるかもしれません。



スタートダッシュでやり始める子と、

ゆっくりじっくりやり始めて、後からめちゃくちゃたくさんやる子と、

その子の性格やタイプがありますから、

親が焦り始めると子供を苦しくさせるだけなので、

皆と同じタイミングで同じことをしなくてもいい

ということです。



お母さん達も、いろんな人からの声があって焦ったりすることもあると

思うんですが、子育てで必要なのは「信念」です。



誰がどう言おうとこの子にはこのこのタイミングがある。

生んだ母親だからこそ、自分の子供を信じる力で

「この子に沿った成長過程があって、この子のタイミングで

育ってくんだ」っていう信念を持つことです。


それが子育てに一番大事だと思います。

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