今週も、番組をお聴きいただき
ありがとうございました。
今週は、 おっくー さん からのご相談でした・・・
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6歳の長男は、お遊戯会、運動会でのダンス、リトミックの発表会など、
人前で披露する事が人一倍緊張して、固まってしまいます。
練習では出来るのに、本番では忘れてしまうと、自信が持てない様で...
特にセリフを言うのが苦手みたいです。
苦手意識を克服し、今後の自信につながるような魔法の言葉、ありませんか?
安藤先生は、お子さんのころから、人前で話すことが得意だったですか?
お話、伺いたいです。よろしくお願いします。
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安藤先生からのアドバイスです♪
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6歳の長男さん・・・
親としては大丈夫かなとか、ちゃんと言えるかな とか、
失敗しないかな っていう風に不安になったりすると思う、
どうしても本人が自信を持ってできるような「魔法の言葉」ってないかなと
本当にそういう風に思うと思うんですけれども、
一番の魔法は、それを眺めている親御さんの言葉です。
お母さんが発する言葉 全部、「魔法の言葉」になるんじゃないかなと
思います。
たとえば・・・
「どうであっても大丈夫だよ。
失敗したっていいんだよ。チャレンジしたことは素晴らしいことだから
失敗しても 言葉に詰まっても固まってしまっても
どっちであっても失敗はするんだよ。うまくいかない時もあるんだよ。
でも大丈夫なんだよ。お母さんがいるから大丈夫なんだよ。
どうであっても後からちゃんと抱きしめてあげるからね」
っていう風に、
「もうどんだけでも失敗してきなさい。大丈夫よ、私がいるんだから。
抱きしめるから 。お母さんは ずっと どういうことが起こっても
安心して。あなたを抱きしめるよ 」っていう風に
お母さんが話すこと、それが魔法に変わっていくんだと思います。
それが一番大切な、一番、実は近道であるかのように思いますね。
一般論 なんですけれども、子供っていうのは、褒めてもらえたり
認めてもらえたり、そして自分がうまくいったと思える事っていうのは、
何度でも繰り返します。失敗したとかうまくいかなかったって思うことは
もう二度とやりたくないと思ったり、やろうとしても、
失敗 のイメージがよぎってまた失敗したりっていう
負のループみたいになります。
だからうまくいかなかったことを気にしないということが重要なんです。
そしてうまくいくっていう経験で上書きをしていくことも大事かと思います 。
「安藤先生は子供の頃から人前で話すことが得意だったですか」
というご質問をいただいておりましたが・・・
私は、案外、そんなに人前で話すことが苦手と思ったことありません。
大人になってからも さほど 人前で話すことは苦手ではないですが、
しかしある場合においては、とても緊張して話せなくなってしまう時が
あります。それは、私がうまく話せるかどうか、私以外の誰かが
すごくドキドキして不安になって私のことを観察している、
固唾を飲んで、多くの人が、私を観察しているとするならば、
その人たちから受ける プレッシャーで話しにくくなってしてしまう可能性は
ありますからね。
これを子供に当てはめてみると、親の期待に応えなくちゃいけない、
親が不安に思っている、ドキドキとして固唾を飲んで見守っている、
だからそこを安心させないといけない・・・というようなプレッシャーが
余分にかかってしまうと、「失敗しちゃいけない 」と思いながら
失敗のイメージをしてしまうということもありますので、
どうであっても「お母さんは受け止めるよ」、
失敗しても笑い飛ばすぐらいの感じで、最後はお母さんが
全部抱きしめてあげるから大丈夫だよ、と
そういうふうに送り出してあげると、本人も気持ちも楽になって
やりやすくなるというのはあるんじゃないでしょうか。
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