4月5日 クラスメイト同士のケンカの仲裁

今週も、番組をお聴きいただき

ありがとうございました。

新年度もよろしくお願いします!

最後に安藤先生からのお知らせもありますよ!

さて、今週は、アイリス さん からの

ご相談でした・・・

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娘(13歳)からこんな相談をされました。

「クラスメート同士のケンカで、あまりに酷く相手を傷つけている

(きつい言い方をしていたそうです)ので助けてあげたかったけど

何も出来なかった。

あんな時、どうしたらいいの?」と聞かれました。

私こそ、娘に、こんな時どう答えてあげればいいのかわかりませんでした。

アドバイスいただきたいです。よろしくお願いいたします。

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安藤先生からのアドバイスです♪

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もし 娘さんが、ひどく 相手を傷つけている側の人に
"そんな言い方はないんじゃないの"って間に入って言うことができるなら
それも一つかもしれませんが・・・。

ただ一般的に、
言っている側の人にそれを言ったらその方が 言い方を和らげるか?というと、
なかなかそういう風には行かないものだと思います。

ある程度 ヒートアップしてる方にそれを言っても難しいです。
1つの方法としては、言われてる側の人に、
この一通りのやり取りが終わった後、励ましたりとか話を聞いたり
慰めたりとか、そういうことをしてあげることが一つなのかなという風に思います。

ただそういう風に慰めたり励ましたりしても、
何度となく こういうことがあるようだったら、やはりそういう人とは
距離をおくってことですよね。

喧嘩をしている相手、つまりはひどく 相手を傷つけている側の人からは
距離を置くってことです。

このひどく 相手を傷つける言い方をしている人も、
どこか不機嫌で、何かに当たってるかのように言っているかもしれません。
そうなるとそこから少し距離をおくってことですよね。

そういうことを、言われている人にも助言をしたり、
励ましたり 慰めたり、そういう形で アプローチをしてはどうかと思います。



ヒートアップしてる側の人に、不機嫌はやめなさいと言っても、
不機嫌は不機嫌 なので、やめたら?というのはちょっと難しいかもしれません。



それともう一つ・・・
「目の前で繰り広げられている よろしくない状況を
何とか助けてあげたかったけど 自分は何もできなかった」
・・・その 何もできなかった自分のことを責める必要もないってことです。


必ず正義の味方でなくちゃいけないというわけじゃないですし

難しい状況もたくさんあります。


何もできなかったという、その自分を責めることは必要ないです。
生きていれば目の前でいろんなものが繰り広げられるその全てを、
自分が解決しなきゃいけないというわけでもない、ということですね 。

とはいえ、娘さんは、優しい気持ちがあるんでしょう。

何かしてあげれないかな っていうことなんでしょうね 。
そういった場合は、割って入るのが良さそうな状況ならそれも一つですが、
結局何もできなかったというのは、割って入るには
なかなか難しい状況だったんでしょうね。
罪悪感をひょっとして感じてらっしゃったとしたら、お母さんからは、

「何もできなかった自分を責めることはないよ」と、言ってあげて下さい。

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