1月10日 はぴはぴ子育て♪

どうも、ゆかぽんこと中村友香です♪

年末年始くらいから

UFOキャッチャーにハマりだした我が家(の男子たち)。

というのも、きっかけは

息子が試しにチャレンジしたとき、

1回で小さいゲーム機をGETできて楽しさに気づいたようで。

息子は欲しいものをとることより、

何でもいいから何かをとることを目的に、

(わたし的には、いかに少ない金額で楽しめるかが大切!)

挑戦している人の技を研究したり、

いろいろ工夫して想像力を働かせたり。

『オレ、センスあるから任せて!』と

100円玉を握りしめて目をキラキラさせているのは

楽しそうでいいなぁと(●´ω`●)

お金がかかることなので、

好き放題に遊ぶのは良くないですが、

成功体験が自信につながることはアリかな♪

お金を何に、どう使うのかも

少しずつ教えていかないとなぁ、と思います。

!!━━━━━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━━━━━!!

「子育ての輪」

毎月2週目は、『よく噛むことからはじまる健康づくり』!

三重県歯科医師会から先生をお迎えして、

歯と健康に関するお話をうかがっています。

今回、ご出演いただいたのは

三重県歯科医師会  加藤直輝 先生♪

新年を迎えると、

今年も健康に過ごせますように、って思いますよね!

身体も心も、もちろんお口の健康も意識していきましょう♪

そして、新しいことを始めたり、

原点に戻って学び直すにもピッタリ!ということで、

今回はあらためて"むし歯のいろは"を教えていただきました(^ω^)

そもそも、むし歯がどんなものかというと...

お口の中には何百種類もの細菌がいて、

そのうちの「ミュータンス菌」などが、

むし歯の原因になる、いわゆる"むし歯菌"です。

ミュータンス菌は、

食べ物や飲み物の中に含まれている糖分をもとにして、

ネバネバした物質をつくりながら数を増やしていって、

歯の表面にくっつく歯垢(プラーク)になります。

その中で、どんどん増えつづけて酸をつくり、

この酸によって歯からカルシウムが溶け出して、

むし歯になっていきます。

しかし!

生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中

ミュータンス菌はいないんです!

つなり、そのままミュータンス菌がいない状態を保てば、

むし歯にならないってこと!?と思いましたが...(;・∀・)

加藤先生のお話によると、

『最近はミュータンス菌だけが原因ではないので、

それだけで完全にむし歯を防げるわけではないと言われています。

他の予防策と組み合わせることが重要ですし、

もちろん、ミュータンス菌の感染を防ぐことも重要です。

全てではないですが、

離乳期の頃、または歯が生え揃う1歳半から3歳頃に、

両親や祖父母のだ液からうつることが多いんです。

例えば、お母さんと赤ちゃんが同じスプーンを使ったり、

口移しで食べさせるのはできるだけ控えてくださいね。

また、むし歯の多い人のだ液にはむし歯菌が多いので、

両親などのお口の健康も大切です』

なるほど、お母さんもそうですし、

お父さんや周りの家族も気をつけないといけませんね(>_<)

ご家族もむし歯を治しておくことや、

正しい歯みがきを続けることが大切ですが、

親子のスキンシップは子どもの発育にとても重要なこと!

むし歯菌がうつっても虫歯予防はできるので、

むし歯菌を恐れすぎず、

正しい知識をもって子育てを楽しみましょう♪

スキンシップといえば... 

我が家の息子は、

乳歯から永久歯へ少しずつ生え変わっているところです。

残念ながら、むし歯になってしまった乳歯もあるんですが...

永久歯はむし歯にならないようにしたい!と

仕上げみがきを頑張っています(;^_^A

加藤先生は

『仕上げみがきは大事ですので、これからも続けてくださいね。

できれば小学校3年生くらいまで行うのが望ましいです。

それ以降も、歯みがき後のチェックは

小学校高学年まで行うのが理想的です』

とおっしゃいます!

ちなみに、子どもの歯が変色している場合、

食べ物や飲み物の着色の可能性もありますが、

もしかしたら初期のむし歯かもしれません!

「初期むし歯」は、

まだ穴はあいていなくても、

むし歯菌の出す酸によって

歯の表面からミネラル成分が溶け出した状態(脱灰)で、

歯が白く濁って見えたり、薄い茶色に見えたりするんだとか。

しかし、ここが大切なポイント☆

初期むし歯は適切な歯みがきなど対処をすることで、

むし歯になってしまうのを抑えることができます!

初期むし歯は発見しにくく、

また生えたばかりの永久歯はむし歯になりやすい、という特徴があります。

子どもの大切な歯にできるむし歯は、

穴があいてしまう前に早めに発見してあげましょう♪

私も仕上げみがきのときにしっかりチェックしたいと思います(´▽`)

さて、初期むし歯は「再石灰化」によって、

むし歯の進行を抑えることができます。

再石灰化とは、

唾液に含まれるカルシウムによって溶け出してしまった

歯の表面のエナメル質を修復する作用のこと。

再石灰化はお口の中がきれいな状態のときにおこるので、

食事の後、歯を磨いてきれいになった状態の時間を

長くとること・・・

つまり、頻繁に間食をしたり、

甘い飲み物をだらだらと飲んだりしないことが大切☆

また、再石灰化を促進するのが、フッ化物です!

保育園・幼稚園や小学校など、

フッ化物洗口をしているところもありますよね。

他にも、フッ化物入りの歯みがき粉を使ったり、

歯科医院でもフッ化物の塗布をしたりしています(^ω^)

ただこれは、初期むし歯のときには有効ですが、

むし歯の程度によって治療の仕方は変わるそうで・・・

穴があいていない初期むし歯をCOといいますが、

進行していくと

C1、C2、C3、C4とむし歯の程度が変わっていきます。

C1:歯の表面を覆っているエナメル質に穴があいた状態

C2:エナメル質の下にある象牙質まで穴があいた状態

ちなみにC2までくると、

冷たいものなどで痛みを感じたりして気づく人も多いそうです(;・∀・)

これらの状態の治療は、

むし歯の部分を削った後、樹脂や金属で治す必要があり、

削るときに痛みが出る場合は、麻酔をすることもあるそう。

C3:象牙質の中、歯のさらに中央部分の「歯髄」という、

歯の神経まで穴が達している状態

このときは、

何か食べたり飲んだりしたときに痛みを感じるのはもちろん、

場合によっては何もしていなくても

ズキズキした痛みを感じることもあるとか。

治療はむし歯菌に感染してしまった歯髄(神経)を取り除くそうです...

・・・って、想像するだけで歯が痛くなってきますね(;´Д`)

C4:むし歯が進行して、歯の頭の部分がなくなった状態

ここまで進むと、状態によっては歯を抜く場合もあります。

乳歯をむし歯で早い時期に失うと、

永久歯の歯並びに影響が出ることも!

そこまでいくと、生活に支障が出るレベルですね... 

怖いです(T_T)

むし歯にならないように、

日頃からしっかりケアするためには、

むし歯予防には歯みがきが1番です!!

むし歯菌のえさになる食べかすを残さない、

むし歯菌の巣となるプラークをキレイにしましょう、ということ♪

加藤先生に、歯みがきのポイントを教えてもらいました☆

『まず、1番大切なのは、みがき残しのないように全体をみがくこと。

前歯は表と裏、奥歯は表・裏・噛む面、3面あるので、

1本1本しっかりみがきましょう!

歯ブラシを隣の歯に移動させるときは、ちょっとずつずらしていって、

飛ばしてしまう歯がないように気を付けてくださいね。

また歯と歯の間をうまくみがくためには、

歯ブラシは細かく動かして、

歯ブラシの毛先が入りにくい場所には、フロスを使うのが効果的です。

難しく考えるのではなく、丁寧にみがいてみてください。

特に寝ている間は、

酸を中和してくれるだ液の作用が落ちてしまうので、

寝る前の歯みがきはしっかり行うことも大事!

また、歯科医院で定期的に健診を受けて、

常に自分の歯の状態を知っておくこともオススメします』

一生付き合っていく自分の歯ですもんね!

むし歯のない健康な歯とお口を保てるよう、私も頑張ります!o(≧▽≦)o

むし歯に関するアレコレは

三重県歯科医師会のホームページでもご覧いただけます♪

三重県歯科医師会のホームページはこちら

また、このコーナー

『よく噛むことからはじまる健康づくり』へのメッセージもお待ちしています!

この症状って何だろ?そのままでいいのかしら?

どんな歯ブラシを選べばいいのかなぁ...

子どもが歯みがきを嫌がる...どうしたらいい?

などなど歯や口に関すること、お悩み、疑問、何でもOKです!

お気軽にどうぞ♪

 

  

【 絵本の世界 】   

『 歯いしゃのチュー先生 』    評論社

     ウィリアム・スタイグ   文・絵

     うつみ まお   訳