どうも、ゆかぽんこと中村友香です♪
年末年始くらいから
UFOキャッチャーにハマりだした我が家(の男子たち)。
というのも、きっかけは
息子が試しにチャレンジしたとき、
1回で小さいゲーム機をGETできて楽しさに気づいたようで。
息子は欲しいものをとることより、
何でもいいから何かをとることを目的に、
(わたし的には、いかに少ない金額で楽しめるかが大切!)
挑戦している人の技を研究したり、
いろいろ工夫して想像力を働かせたり。
『オレ、センスあるから任せて!』と
100円玉を握りしめて目をキラキラさせているのは
楽しそうでいいなぁと(●´ω`●)
お金がかかることなので、
好き放題に遊ぶのは良くないですが、
成功体験が自信につながることはアリかな♪
お金を何に、どう使うのかも
少しずつ教えていかないとなぁ、と思います。
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「子育ての輪」
毎月2週目は、『よく噛むことからはじまる健康づくり』!
三重県歯科医師会から先生をお迎えして、
歯と健康に関するお話をうかがっています。
今回、ご出演いただいたのは
三重県歯科医師会 加藤直輝 先生♪
新年を迎えると、
今年も健康に過ごせますように、って思いますよね!
身体も心も、もちろんお口の健康も意識していきましょう♪
そして、新しいことを始めたり、
原点に戻って学び直すにもピッタリ!ということで、
今回はあらためて"むし歯のいろは"を教えていただきました(^ω^)
そもそも、むし歯がどんなものかというと...
お口の中には何百種類もの細菌がいて、
そのうちの「ミュータンス菌」などが、
むし歯の原因になる、いわゆる"むし歯菌"です。
ミュータンス菌は、
食べ物や飲み物の中に含まれている糖分をもとにして、
ネバネバした物質をつくりながら数を増やしていって、
歯の表面にくっつく歯垢(プラーク)になります。
その中で、どんどん増えつづけて酸をつくり、
この酸によって歯からカルシウムが溶け出して、
むし歯になっていきます。
しかし!
生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中
ミュータンス菌はいないんです!
つなり、そのままミュータンス菌がいない状態を保てば、
むし歯にならないってこと!?と思いましたが...(;・∀・)
加藤先生のお話によると、
『最近はミュータンス菌だけが原因ではないので、
それだけで完全にむし歯を防げるわけではないと言われています。
他の予防策と組み合わせることが重要ですし、
もちろん、ミュータンス菌の感染を防ぐことも重要です。
全てではないですが、
離乳期の頃、または歯が生え揃う1歳半から3歳頃に、
両親や祖父母のだ液からうつることが多いんです。
例えば、お母さんと赤ちゃんが同じスプーンを使ったり、
口移しで食べさせるのはできるだけ控えてくださいね。
また、むし歯の多い人のだ液にはむし歯菌が多いので、
両親などのお口の健康も大切です』
なるほど、お母さんもそうですし、
お父さんや周りの家族も気をつけないといけませんね(>_<)
ご家族もむし歯を治しておくことや、
正しい歯みがきを続けることが大切ですが、
親子のスキンシップは子どもの発育にとても重要なこと!
むし歯菌がうつっても虫歯予防はできるので、
むし歯菌を恐れすぎず、
正しい知識をもって子育てを楽しみましょう♪
スキンシップといえば...
我が家の息子は、
乳歯から永久歯へ少しずつ生え変わっているところです。
残念ながら、むし歯になってしまった乳歯もあるんですが...
永久歯はむし歯にならないようにしたい!と
仕上げみがきを頑張っています(;^_^A
加藤先生は
『仕上げみがきは大事ですので、これからも続けてくださいね。
できれば小学校3年生くらいまで行うのが望ましいです。
それ以降も、歯みがき後のチェックは
小学校高学年まで行うのが理想的です』
とおっしゃいます!
ちなみに、子どもの歯が変色している場合、
食べ物や飲み物の着色の可能性もありますが、
もしかしたら初期のむし歯かもしれません!
「初期むし歯」は、
まだ穴はあいていなくても、
むし歯菌の出す酸によって
歯の表面からミネラル成分が溶け出した状態(脱灰)で、
歯が白く濁って見えたり、薄い茶色に見えたりするんだとか。
しかし、ここが大切なポイント☆
初期むし歯は適切な歯みがきなど対処をすることで、
むし歯になってしまうのを抑えることができます!
初期むし歯は発見しにくく、
また生えたばかりの永久歯はむし歯になりやすい、という特徴があります。
子どもの大切な歯にできるむし歯は、
穴があいてしまう前に早めに発見してあげましょう♪
私も仕上げみがきのときにしっかりチェックしたいと思います(´▽`)
さて、初期むし歯は「再石灰化」によって、
むし歯の進行を抑えることができます。
再石灰化とは、
唾液に含まれるカルシウムによって溶け出してしまった
歯の表面のエナメル質を修復する作用のこと。
再石灰化はお口の中がきれいな状態のときにおこるので、
食事の後、歯を磨いてきれいになった状態の時間を
長くとること・・・
つまり、頻繁に間食をしたり、
甘い飲み物をだらだらと飲んだりしないことが大切☆
また、再石灰化を促進するのが、フッ化物です!
保育園・幼稚園や小学校など、
フッ化物洗口をしているところもありますよね。
他にも、フッ化物入りの歯みがき粉を使ったり、
歯科医院でもフッ化物の塗布をしたりしています(^ω^)
ただこれは、初期むし歯のときには有効ですが、
むし歯の程度によって治療の仕方は変わるそうで・・・
穴があいていない初期むし歯をCOといいますが、
進行していくと
C1、C2、C3、C4とむし歯の程度が変わっていきます。
C1:歯の表面を覆っているエナメル質に穴があいた状態
C2:エナメル質の下にある象牙質まで穴があいた状態
ちなみにC2までくると、
冷たいものなどで痛みを感じたりして気づく人も多いそうです(;・∀・)
これらの状態の治療は、
むし歯の部分を削った後、樹脂や金属で治す必要があり、
削るときに痛みが出る場合は、麻酔をすることもあるそう。
C3:象牙質の中、歯のさらに中央部分の「歯髄」という、
歯の神経まで穴が達している状態
このときは、
何か食べたり飲んだりしたときに痛みを感じるのはもちろん、
場合によっては何もしていなくても
ズキズキした痛みを感じることもあるとか。
治療はむし歯菌に感染してしまった歯髄(神経)を取り除くそうです...
・・・って、想像するだけで歯が痛くなってきますね(;´Д`)
C4:むし歯が進行して、歯の頭の部分がなくなった状態
ここまで進むと、状態によっては歯を抜く場合もあります。
乳歯をむし歯で早い時期に失うと、
永久歯の歯並びに影響が出ることも!
そこまでいくと、生活に支障が出るレベルですね...
怖いです(T_T)
むし歯にならないように、
日頃からしっかりケアするためには、
むし歯予防には歯みがきが1番です!!
むし歯菌のえさになる食べかすを残さない、
むし歯菌の巣となるプラークをキレイにしましょう、ということ♪
加藤先生に、歯みがきのポイントを教えてもらいました☆
『まず、1番大切なのは、みがき残しのないように全体をみがくこと。
前歯は表と裏、奥歯は表・裏・噛む面、3面あるので、
1本1本しっかりみがきましょう!
歯ブラシを隣の歯に移動させるときは、ちょっとずつずらしていって、
飛ばしてしまう歯がないように気を付けてくださいね。
また歯と歯の間をうまくみがくためには、
歯ブラシは細かく動かして、
歯ブラシの毛先が入りにくい場所には、フロスを使うのが効果的です。
難しく考えるのではなく、丁寧にみがいてみてください。
特に寝ている間は、
酸を中和してくれるだ液の作用が落ちてしまうので、
寝る前の歯みがきはしっかり行うことも大事!
また、歯科医院で定期的に健診を受けて、
常に自分の歯の状態を知っておくこともオススメします』
一生付き合っていく自分の歯ですもんね!
むし歯のない健康な歯とお口を保てるよう、私も頑張ります!o(≧▽≦)o
むし歯に関するアレコレは
三重県歯科医師会のホームページでもご覧いただけます♪
また、このコーナー
『よく噛むことからはじまる健康づくり』へのメッセージもお待ちしています!
この症状って何だろ?そのままでいいのかしら?
どんな歯ブラシを選べばいいのかなぁ...
子どもが歯みがきを嫌がる...どうしたらいい?
などなど歯や口に関すること、お悩み、疑問、何でもOKです!
お気軽にどうぞ♪
【 絵本の世界 】
『 歯いしゃのチュー先生 』 評論社
ウィリアム・スタイグ 文・絵
うつみ まお 訳