今日は、多気町古江からのお客様。

古い町屋の宿と喫茶、雑貨を扱う「つじ屋」の高梨清さん、英子さんです。
築１８０年の町屋を改装して１日１組限定の宿屋をされています。
以前は神奈川県三浦市で農業をされていました。
様々なご縁が重なり、今・多気町、旧勢和村での生活がスタートしています。

今、英子さんが気になることは、７０代の人たちから次の世代へいろんなことが引き継がれていないこと。
大きなお祭りなどを残していくことももちろん大事ですが、それ以外の小さなことでも受け継がれなければいけないことがたくさんあるはず。
手放されていくことがとても残念。
だから、引き継げなくても知っていたい。
そんな気持ちなんだそうです。

高梨さんが経営しているつじ屋は、毎週水曜日から土曜日までが喫茶と雑貨の営業日。近所の人もたくさん訪れます。
喫茶をするつもりはなかったそうですが、地元のみなさんの声でコーヒーが飲めるようになり、ランチも楽しめるようになりました

つじ屋さんに行くと、時間を忘れてずっと居たくなるんです。
長居してしまいました。なんて声を聴きます。
清さんがおっしゃっていた、スローな生活はゆっくりではなくて丁寧な暮らし。
人それぞれにいろんなスタイルがありますが、忙しい毎日を送っているあなた。
自然からの声がキャッチできたら、その時間は裕福なひとときになるのかもしれません。

つじ屋
　多気郡多気町古江１２８２
　電話０５９８－４９－４６６７
　ＦＢ　https://www.facebook.com/mietsujiya/