春霞がたなびき、山の景色にも趣が加わるようになりました。
ぼんやりとしているのは情緒があっていいですね。
この霞、夜はおぼろと呼ばれ、月夜も素敵です。
だんだん春が近づいてきました。
今日は松阪に春を呼ぶと言われる初午大祭のお話を聞きます。
松阪市にある岡寺山継松寺の住職、柏木(かしわぎ)文(ぶん)雄(ゆう)さんがお客様です。
小さな頃からこの季節になるといつもよりさらににぎやかになる境内を見ながら育ちました。
厄年と迎えた多くの人が参拝に訪れます。
地元松阪の人のみならず、県内各地から、またこの地域出身で今は
県外に住んでいる人まで様々。県内各地域の厄年の人達が団体でお参りに来る
ことも多いそうです。
3月2日からの3日間は、着物姿の女性もたくさん見ることができるのでしょうね。昔と比べると風景は少し変わったところもありますが、3日間でおよそ
10万人を超える人が参拝に訪れるのはすごいことですね。
初午大祭には、たくさんの露店も並び、郷土食豊かなおまつり絵巻を見ることができます。
来週は初午大祭。松阪の3大祭りの1つです。この祭りが終わるといよいよ
春がやってきます。猿はじきやねじりおこしは、今でも変わらない初午さんのお土産。2世代、3世代の家族みんなでお参りに来てくれる人も多いそうです。
どうぞ、みなさんもお出かけください。
岡寺山継松寺
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