今日のお客様は、松阪にある松阪木綿の手染め、手織り工房、織らんせの梅垣かおりさんです。
小さな頃から細かいことをするのが大好きだった梅垣さん。
手織りの作業にどんどんはまっていったそうです。
工房オープンは4年前。手織りの松阪木綿の魅力を発信しています。
梅垣さんの織る薄手の松阪木綿は、同じ色の糸を使って色の濃淡を作っています。
大切にしているのは布の透け感。
1色使いなのに目の詰まりに違いを出すことにより、そこに透け感が生まれます。
この布を使って作っている扇子は三重グッドデザイン賞を受賞しました。
品のいい藍色は、涼やかな気持ちにさせてくれます。
さて、梅垣さんのこだわりはまだあります。
それは、使う糸。自分自身で綿(わた)を紡ぎ糸にしていきます。
松阪で栽培された綿を使い、それを糸にして、藍色に染める。
ずっとやりたかったことが一歩一歩、進んでいます。
梅垣さんの手からこれからも松阪木綿の素敵な商品が生み出されていくことでしょう。






