今日は、三岐鉄道株式会社鉄道部、運輸課の小林(こばやし)努(つとむ)さんがお客様。
この時期、通学のお客様は少なくなるけれど、黄色の電車を楽しみにお父さんやお母さんとのんびり鉄道の旅を楽しむ子供達の姿が見られます。
花火大会やお祭りの日に、北勢線に乗って会場に向かう人の姿も。。。
地域の人にも鉄道ファンにも愛されている三岐鉄道です。
歌声列車に年金相談列車、5月にはこいのぼりを飾ったり七夕には、車内を暗くして星空を楽しんでいただいたり。。。
地元のみなさんに愛されるイベントも考えています。
乗車率も以前と比べると少しずつ上がってきているそうです。
たくさんの人に乗ってもらって、この鉄道の良さを感じていただきたいですね。
7月23日に開業85年を迎えた三岐鉄道。
北勢地域の人にとっては、生活の足として愛されてきた鉄道です。
今、西藤原駅にはかつて三岐線で活躍をした電気機関車ＥＤ２２２が展示されています。
この機関車は大正14年にアメリカで作られ、翌年、信濃鉄道へ輸入された車両です。
信濃鉄道や国鉄で活躍したあと、昭和33年から三岐鉄道ＥＤ２２２号機として富田駅の構内での入換え作業などで28年間活躍をしました。
三岐鉄道のＯＢの皆さんを中心に2年間にわたり、修復作業が行われ、この6月から展示となりました。みんなの想いが込められています。
この夏、どうぞ三岐鉄道でのんびり、ゆったり電車旅を楽しんでください。
