目の前に広がる七里御浜は、どこまでも青く穏やか。

景色を楽しんだ後は、熊野の町の中をお散歩。

どこからかお茶を焙じているいい香り。

その香りにつられて路地を曲がると、素敵なお家がありました。

紀南ツアーデザインセンターです。

 

今日のお客様は、熊野市にある紀南ツアーデザインセンターの小林真由美さん

小倉元さんです。

紀南ツアーデザインセンターは、紀南地域を旅する方のビジターセンター。

玄関の奥には、4連のかまどがあって、毎日ここで熊野の番茶を煎っています。

そして、訪れる人にお茶のふるまいをしてくれます。

熊野古道を歩く人、旅行中の人、地元の人。様々な人がここを訪れて

毎日とても賑やかです。

 

ここには、資料室があって奥川家で保管されていた資料や道具なども展示されています。

熊野大花火大会に関わる資料や伊勢神宮の式年遷宮に関わったことが記されている貴重な資料なども保管されているんですよ。

 

紀南ツアーデザインセンターは、ここを旅する人だけの場所ではなく

地元のみなさんにも愛されている場所です。

縁側サミットと呼ばれる手芸の会では吊るし雛を作り、一日懇話会は

会員さんが勉強の場として使っています。

玄関には、作家さんたちの作品もたくさん並べられています。

熊野の風土が知りたい人にはぴったりの場所。そして小林さん、小倉さんが

素敵な笑顔でお迎えしてくれます。どうぞお出かけください。

 

紀南ツアーデザインセンター
https://www.kinan-tdc.com/