今日は、松阪市立歴史民俗資料館の館長、村山祈美さんと杉山亜沙佳さんがお客様。
とっても素敵な空間でお2人はお仕事されています。
松阪市立歴史民俗資料館は、明治44年に飯南郡の図書館として建てられたもの。昭和53年に新しい図書館が建てられそのあと、この場所へ移築されました。昔からみなさんに愛されてきた建物です。
建物は男子閲覧室、女子閲覧室と分かれていて左右対称になっていたり、
入り口のガラスは当時のものもあったりと、じっくりと見たくなるものばかり。
その歴史民俗資料館に展示されているものをご紹介していただきましょう。
松阪商人 長谷川家の11代当主、長谷川可同が集めた餅に関するコレクションがたくさん展示されています。
でも当の可同さん、お餅はあんまり好んで食べなかったそうですよと館長に
教えていただきました。
餅札集は長谷川可同が全国を回って集めていたもの。
企画展に県外の和菓子屋さんが来て、ご自身のお店の餅札をじっくりとご覧になっていることもあるそうです。
今の時代でもはがれることなく、きっちりと餅札が貼ってあり、その餅札は
ゆがむことなくまっすぐです。
可同の性格もわかりますね。
長谷川家の餅の博物館展は5月14日まで開催しています。
資料館のお庭には立派な桜の木があります。
この桜が満開のときにお出かけいただくのもいいですね。
松阪木綿、伊勢おしろい、松阪商人の繁栄振りを感じられる道具がたくさんあります。先人たちの教えもこの資料館で感じることができるかもしれません。
松阪市立歴史民俗資料館
村田祈美さん 杉山亜沙佳さんです。
https://www.city.matsusaka.mie.jp/site/rekisiminzoku/