今日は亀山Kiseki(きせき)の会 代表の伊達(だて)亀(き)嘉(よし)さんにお話しを伺います。
伊達さんからいただいた「亀山べにほまれ紅茶」は、バラのような香りで
心地よい渋みが特徴です。
歴史に埋もれていたこの「べにほまれ紅茶」を復活させたのが「亀山Kiseki
の会」のみなさんです。
では、この紅茶をアイスミルクティで楽しみながらお話しを伺いましょう。
亀山Kisekiの会は、亀山でお茶を生産している5軒のみなさんが
メンバーです。
亀山では明治時代、輸出向けの紅茶の生産が小規模ながら行われていたそうです。その木が「べにほまれ」です。そして伊達さんの地元、亀山の辺法寺(へんぼうじ)地区でも戦後、さかんに紅茶の生産が始められました。
緑茶の新芽は緑色ですが、べにほまれの2番茶は、赤味を帯びた色をしています。1番茶は柔らかで甘みを感じますが、暑い時期の2番茶は渋みがあり
上質の紅茶として楽しむことができるそうです。
どちらもそれぞれにおいしいんですよ。
昭和26年、ロンドンのブレンダ―からダージリン紅茶を超える価格評価を
亀山産「べにほまれ」は、世界で認められ、国産紅茶のトップブランドの地位を確立しました。
そして、現代、亀山Kisekiの会の皆さんが思いを一つにして
おいしい紅茶の復活に頑張っています。
素晴らしい茶園をぜひみなさんも実際に目にしてください。
そして、亀山でおいしい紅茶を味わってください。