今日は、伊賀焼振興協同組合、専務理事の古川一司さんがお客様です。
伊賀市丸柱は伊賀焼の里。たくさんの窯元があります。
その1つが古川さんの窯元。
作家さんというよりは、伊賀焼の職人。注文を受けて、こつこつと作品を
作り、納品をされているそうです。
素朴で力強くて、見ていて楽しい、それが古川さんの伊賀焼です。
静かな山あいの町は、焼きものづくりに適した場所です。
この地が、焼き物の産地になったのは、いい土があったから。
遥か400万年前、古琵琶湖の時代 ここは琵琶湖で、その時代の花(か)こう岩(がん)が
風化し亜炭などを含む土がありました。そしてその周りには赤松などの燃料となる緑の森が土と炎の芸術品、伊賀焼を生んだとされています。
昭和57年には伊賀焼が国指定の伝統工芸品に認定されました。
伊賀焼伝統産業会館では、陶芸教室も開かれています。
毎年、秋になると伊賀焼陶器市が行われます。
年々お客様が増えてきて、3日間で2万~3万人の人が訪れているそうです。
最近では、海外からのお客様も見るようになりました。
伊賀の窯元さんと対面販売で商品を買えるのがこの市の魅力。
30数軒の窯元が盛り上げています。
伊賀焼は色や形が個性的で、お料理をよりおいしく見せてくれます。
土の色や風合いがステキでなんともいえない佇まい。
奥ゆかしさを感じます。
伊賀は、おいしいお米とお酒があります。
伊賀焼の土鍋や器で、その風情も楽しんでくださいね。
そうそう、今年の陶器市は9月22日から24日までの開催だそうです