上野の町に秋風が吹き、山々の美しい紅葉が里に下りてくる頃
町は祭りの準備で活気づきます。
囃子の稽古が始まって、太鼓や笛の音色が聞こえてくると上野天神祭が
もうすぐなんだなって思わせてくれます。
そろそろ準備が始まる伊賀上野から素敵なお客様にお越しいただきました。
お話は、上野文化美術保存会の木村佳三郎さん。
今年は日程が変わって、10月21日に宵宮、22日が足ぞろえ、23日本祭となりました。神事は変わらず25日に行われるそうです。
絢爛豪華、贅をつくしただんじりと百数十体の鬼行列、秋の上野のお祭りを
今日はじっくりとお話ししていただきます。
上野天神祭は2003年に国指定重要無形文化財になり、去年はユネスコ無形文化遺産に「山・鉾・屋台行事」の1つとして登録されました。
お祭りまであと1か月。準備も始まりました。
祭りの見どころはそれぞれですが、各町のだんじりは豪華で
上野が町人文化の町だったことが伝わってきます。
装飾品や金具の模様には中国の偉人や幸運を招くという霊鳥獣、
虎や象、麒麟などが描かれています。
伊賀鉄道に乗って、上野市駅で降りれば10月21日から23日まで
華やかな上野の天神祭りを楽しむことができます。
ガイドブックを片手に鬼行列、だんじり、そして祭りを守る人々の姿を
しっかりとご覧くださいね。
木村さんがおすすめしてくれた2日目の夜、提灯に彩られただんじりも素敵だろうな。。
祭り本番が楽しみですね
上野文化美術保存会
〒518-0857 三重県伊賀市上野三之西町3205-1
0595-23-0930