熊野市飛鳥.
豊かな木々に囲まれたこの地域は、冬は寒くおいしい「たかな」が育ちます。
今日は、飛鳥たかな生産組合の奥田智美さんがお客様。
名物「めはり寿司」の材料となるたかな漬けを作り販売しています

たかな漬けを作っているのは6人のメンバーです。
11月の仕込みの季節が始まると毎日忙しく作業を行います。


めはり寿司は故郷の味
全国各地から懐かしい味を求めてお客様からの注文が入ります。

奥田さんは、隣町、五郷へ、8年前に移住してきました
自然があふれるこの場所での生活は心も体も充実しています。
熊野市 農事組合法人飛鳥たかな生産組合 奥田智美さん

6月初旬、境内に1500株ものあじさいが咲き誇る志摩波切 大慈寺。
今日は住職の秀森丈寛さんがお客様です。
お寺は今から400年ほど前、九鬼嘉隆が好意にしていた川面氏が建てました。

あじさい寺と呼ばれるようになったのは、今から50年ほど前。
先代の住職が山の手入れを始めました。
観光で訪れた人が暗い町では寂しいと花を植え始めます。

地域の人や檀家さんが喜んでくれる場所になるように。。。
ここは、がん封じのお寺としても有名です。
花に包まれたお寺は癒しの場所です。


春は河津桜。初夏はあじさい。
大慈寺の境内は花があふれ幸せが満ち足りています。
志摩市 大慈寺 秀森丈寛さん

尾鷲市賀田町。
創業93年の和菓子屋さんが今日のお客様。
みのや製菓舗の大川欽生さん・くすみさんご夫妻です。

名物はろっぽう焼きとおさすり。
以前は賀田の町には6軒の和菓子屋さんがあり
それぞれ味を競っていましたが今はみのやさんだけになってしまいました。

いばら餅のことをこの地域ではおさすりと言います。
この季節のいばらの葉は香りがよく、おさすりも旬の味を楽しむことができます。

欽生さんは、小学校や保育園、地域のみなさんに和菓子の作り方を
教えに行きます。
子どもたちに故郷のお菓子を伝えています。
賀田の町は過疎化が進み、お店の数も減っています。
人口も少なっていますが、仲間と一緒に草刈りや掃除に精を出しています。
尾鷲市 みのや製菓舗 大川欽生さん くすみさん
