こんにちは 迫田 藍子です♪
2020年最後の水曜日夕方リポートは、締めくくりにふさわしい、大晦日の夜に響きわたる音色、除夜の鐘の話題をお届けしました✩.*˚
お邪魔したのはこちら
東光山 神宮寺(とうこうざん じんぐうじ)
ご出演は
曹洞宗 東光山 神宮寺
住職 西村 倫也(りんや)さんです✩.*˚
🔷東光山 神宮寺
奈良時代に開創された古刹。
慈覚大師の一刀三礼彫刻の本尊薬師瑠璃光如来は織田信長も平伏したと伝えられ、鎮守には鎌倉時代の毘沙門天が祀られています。
江戸時代に現在の森本城跡に移築。
1917(大正6)年に本堂が再建されました。
▪絵天井
本堂大間の天井は、156枚の絵をはめ込んだ絵天井の造り。
すべての絵がケヤキの木の板に直接描かれていて、今では大変珍しいものです。
本堂再建の際、ご先祖様の供養の為にと、たくさんの方々から寄付が寄せられました。
絵の一枚一枚には当時の寄付者の名前とご先祖様の戒名が記されています。
また、この絵天井は嬉野町の名勝史跡に指定されています。
▪ぼけ封じ 白寿観音
境内に祀られた高さ約4mの観音様
『白寿観世音菩薩』
毎年10月中旬の土曜日に
「ぼけ封じ祈願 祈祷大法要」が行われます。
▪鎮守毘沙門天
鎌倉時代 定朝作。左手は宝灯を持たず、手を腰にあてた珍しい御姿です。 勢州七福神めぐりの札所となっています。
境内には・・・
樹齢400年と云われるご神木の梛(ナギ)の木、水子子育地蔵、正一位稲荷等が祀られています。
・勢州七福神めぐり 毘沙門天札所
・東海白寿三十三観音霊場 第十一番札所
・三重梅花百観音霊場 第三十四番札所
🔷除夜の鐘
大晦日23時過ぎから除夜の鐘をつき始め、午前0時に打ち切ります。
除夜の鐘は煩悩の数である108回。
この回数が上手く午前0時になるよう、逆算してつき始める時間を決めているんです。
また、鐘によって響きの余韻が違うので、つき始める時間はお寺によって違ってくるそうです!
知らなかったー!!
ちなみに東光山神宮寺は、だいたい鐘の余韻が30秒くらいだそう。
鐘つきに人数制限はありませんが、0時に終了し、その後本堂にて新年祈祷が行われます。
✅新型コロナ対策
鐘をつくときの綱は、1回1回消毒するのが難しいため、ビニール手袋を配りそれをはめて鐘をつく方法を予定されています。
例年だとおぜんざいの振る舞いがありましたが、今年はないそうです。
マスク着用のご協力をお願いします。
しっかり感染症対策をなさっているので、安心ですね。
ただ、少し心配なのはお天気.☃︎.’.°☽
天気予報をチェックしてお出かけくださいね♪
西村住職から、色んなお話を伺いました。
本堂の中に佇む凛とした空気、そして西村住職のお言葉に心が洗われた気がしました。
さまざまなことがあった2020年。
デマや偏見によって人は左右されがち。
ですが、正しくものをみる・見定める・自分自身の目が大切だと教えてくださいました。
年内最後のリポートとして、ふさわしい場所だなと思いました。
お餅やお茶などを振舞って頂きそのご好意に感謝です✨✨
東光山 神宮寺
住所:三重県松阪市嬉野森本町750
TEL:0598-43-2228
公共交通:近鉄伊勢中川駅→車15分
車:伊勢道一志嬉野ICから県道67・30号経由5km10分
https://www.kankomie.or.jp/sp/event/detail_11283.html
今年もリポートを通してたくさんの方々との出会いがありました。
お世話になりました!!
皆さんにとって
2021年がステキな年になりますように・・・✨
それでは、良いお年を~☆。.:*・゜