【夏の交通安全県民運動】実施中!交通事故ゼロを目指しましょう!

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今回のリポートは県庁からお届けしました。

今日

夏の交通安全県民運動がスタートしました!

期間は

7月11日から20日までの10日間です。

詳しいお話を

三重県環境生活部

くらし・交通安全課

交通安全班

係長 沢田亮太(さわだりょうた)さん

に伺いました。

【 現在の県内の交通事故情勢は? 】

現在の交通事故死者数は34人

前年同期と比べて10人の増加となっています。

また総事故件数についても

前年同期と比べて増加しています。

【 交通死亡事故の特徴はありますか? 】

高齢者が亡くなる事故が多く

交通事故死者の約半数以上が高齢者となっています。

そのほか歩行中や自転車乗用中の方の割合も高くなっています。

また二輪車による交通死亡事故が多くなっており

現在で7人

前年同期と比べて6人の増加となっています。

【 今回の夏の交通安全県民運動の重点 】

1.「こどもと高齢者の交通事故防止」

2.「横断歩道における歩行者優先の徹底」

3.「シートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底」

4.「飲酒運転等の根絶」

5.「自転車等の安全利用の推進」

【 どんなことに気をつけたらいいですか? 】

運転者の方に気をつけてもらいたいことが4つあります。

1つ目は「横断歩道は歩行者が優先」です。

横断歩道における歩行者優先はマナーではなくルールです。

ドライバー全員がルールを守り歩行者を交通事故から守りましょう。

2つ目は「すべての座席でのシートベルトの着用」です。

6月末現在の県内の自動車乗用中の死者11人中5人がシートベルト非着用で

そのうち4人がシートベルトを着用していれば助かっていたと推定されています。

シートベルトはドライバーや大切な人の命を交通事故から守ります。

シートベルトの役割や重要性を認識いただき、

車に乗ったらすべての座席でシートベルトの着用をお願いします。

また6歳未満の幼児を乗車させるとさはチャイルドシートを正しく着用しましょう。

3つ目は「飲酒運転の禁止」です。

「捕まれなければ大丈夫」「事故を起こさなければ大丈夫」というその判断があなたの人生を変えてしまいます。

飲酒運転は「絶対にしない・させない・許さない」というのをしっかり認識し、飲酒運転を根絶しましょう。

4つ目は「安全な自転車の利用」です。

県内では

自転車側に途反のある交通事故も発生しています。

自転車は

道路交通法で軽車両として位置づけられてお「車のなかま」として交通ルールを守らなければなりません。

今年の4月からは

全年齢を対象に乗車用ヘルメットの着用が努力義務化となりました。

ヘルメットを着用していない方が交通事故に遭われた場合、着用している方に比べて致死率が2倍以上になるとも言われています。

事故に遭ってから危険性に気づくのでは遅すぎます。

自分の命を守るために、自転車を利用する際はヘルメットを着用しましょう。

また歩行者も交通ルールを守っていただきたいです。

暑い日に

「早くエアコンの効いた室内に入りたい」という気持ちはわかりますが

「近くに横断歩道があれば横断歩道を渡る」「走ってくる車の直前や直後を渡らない」

など歩行者にも守るべきルールがあります。

自らの命を守るため歩行者の方もルールは必ず守りましょう。

また日中を避けて

早朝や夜間にウォーキングなどをされる方は反射材を利用してください。

【 沢田さんからのメッセージ 】

これからの時期

暑さによる疲労の蓄積から注意力が散漫となり、あらゆる場面で注意が必要です。

事故を起こさないためには、時間と心に余裕を持って運転していただき、交通ルールの遊行と正しい交通マナーを実残することが重要です。

夏の交通安全県民運動を日頃の運転や道路での行動を見つめ直す機会にしてもらえればと思います。

何度も言いますが交通事故が起きてからでは遅いのです。

ご家庭や職場などで交通安全について話し合っていただき、交通安全の意識を高めてもらいたいと思います。

まだまだ暑い日は続きますが、一人ひとりが気を引き締め、交通事故のない三重県を目指しましょう。