今週も、番組をお聴きいただき

ありがとうございました。

今週は、淳ママ さん からのご相談でした・・・

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小学3年生の息子は、生き物や機械のことが好きで、好奇心旺盛な子です。

これを伸ばしてあげたくて、私立中学受験をさせようと思います。

本人もやる気です。

公文をずっとやらせていますが、親が中学受験をしたことがないので、

さらに塾に通うか、もうちょっとやってもいい?もうちょっとやるべき?

やりすぎ?の基準がよくわかりません。

受験勉強は小32月スタートが一般的と聞いたことがありますが、

この波に乗るべきでしょうか?

塾選びのポイントも教えてもらいたいです。よろしくお願いいたします。

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安藤先生からのアドバイスです♪

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私立中学っていうのは 、中学 それぞれによって様々に

個性とか受験の内容も違いますので、塾選びのポイントは

それぞれの行きたいと思っている私立中学にあった塾、

その私立中学の受験を得意としている塾というところが、

1つは ポイントになると思います。



一般的には小学3年生の2月スタート ということが言われてるかもしれませんが、

それは、そうとうの難関校とか、そういったところはそういうことかもしれません。

基本的には、小学校4年生の間は、
とにかく 学校の成績をしっかりと取ることです。

学校の内容を、かなり失敗しないようにきちんとやること、
そして好成績をキープするというところが1つは重要かと思います。


小学校4年生の終わりというか小学校5年生になると、
それぞれの受ける私立中学に合わせたことを対応していく必要があるのと
対策をする必要があるということなんですが

その時期からでも伸びるためにどうしても必要なことは、
日頃の生活習慣が本人の中で しっかり きちんとしているって事ですね。

しっかり朝起きるとか 夜寝るとか 時間を守るとか
ご飯をしっかり食べるとか 正しい姿勢で食べるとか 
人に挨拶をするとか・・・
それから 字をきれいに書けることですね。 非常に重要です。


生き物や機械のことが好きということなので
非常に個性的なお子さんだとしたら、早々と 私立中学校を見据えたことを
していくっていうのも 一つかもしれません。

今どうしてかというと、どうしても学校の成績と言うと、
全てを満遍なく やらなくてはいけないわけです。

それがあまり得意じゃない子も中にいますね 。

まんべんなく 全てをつつがなく やるのが得意な子もいれば、

そういう全てを同じように 平均的にやることがあまり得意じゃない子もいる。


学校のことをまず しっかりやってと言ったものの

もし 個性的な子なら、
もうその私立中学に行きたいという、まあある程度 特定を早くして
その中学にあった勉強に入ってくる、これも重要かと思います。


まとはいえ、まだ小学校3年生っていうのは早くて、
小学校4年生の間まで基礎的なことをたくさん学校で学んでますので、
小学4年生の間は学校の成績をきちんとやることを重視しながら
少し早めに対策をとりはじめるのもいいでしょう。

生活習慣がきちんとしていれば、小学5年生からしっかり伸びますから

その時になってそのそれぞれ 行きたい 私立中学に向けた勉強、
また入試対策 それを得意とする塾を選ぶとよいでしょう。

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今週は、A・H さん からのご相談でした・・・

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4月から小学生になる娘についてご相談です。

最近とてもプライドの高さが目につくようになってきました。

「よくできたね」と適当に褒めて育て過ぎたせいか、

自己肯定感よりもプライドのほうが高くなってしまったように感じています。

幼稚園の娘のクラスでは、早生まれの子が多く、

7月生まれの娘は他の子と比べて自分でできることが多いので、

本人も自覚しているのか、そのプライドの高さゆえ、

自分ができないことに対しては、認めたくないという気持ちが

働いてしまっていて心配です。

例えば、家でタブレット学習をしていてわからない問題が出てくると、

「つまらない問題だからやりたくない」と言って、自分ができないことを

認めようとせずに投げだしてしまいます。

困難なことを解決する努力や、立ち向かう気持ちを持ってもらうには

どうしたらいいでしょうか。

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安藤先生からのアドバイスです♪

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娘さんは多分 本当に素直な子で、お母さんの期待に応えたいな っていうような

そういう子供らしい素直な お子さんだと思うんですね。

やっぱりお母さんの期待に応えたいから 「よくできたね」って

褒めてもらった時に、もっと褒めてもらいたいし もっとよくできた

よくできたって言ってもらいたいから 、

とにかくできる 自分であろうと思うんです。

できる 自分であればお母さんもどんどん 褒めてくれるし。


お母さんの期待に応えたいということだったと思います。

「つまらない問題だからやりたくない」って言いながら

結局はお母さんの期待に応えられなくなるから やりたくないって

言ってるようなものです。


できる 自分だと、お母さんの期待に応えられる ほめられる 。

しかし できない自分だと、お母さんの機会に答えられない。

だから褒められない。だからやりたくない。

今まで本人は「よくできたら期待に応えられた」っていう風に思い込んでるんです。

その本人の意識を、「できたから期待に応えられて 褒められる」

っていう 図式ではなくて、こんなことを解決したりしようとする努力とか、

立ち向かう気持ちを持ってくれると、

お母さんの期待に応えられて 褒められるっていう風に

本人の中の意識を書き換えることです。


つまり 母の期待っていうものが、子供に対して よくできるというところから

できなくてもいいから立ち向かう気持ちを持ってもらう。

立ち向かった、そうしたらお母さんは「それがあなたへの期待」であって、

それがあなたを褒める内容であってっていう風に

本人が今、私が思い込んでいたのと違うんだっていう風に

書き換えていく。そういうようなところが 非常に効果的になると思います。


お子さんが感じるお母さんからの期待っていう内容を

書き換えるやり方は2つあります。



まず1つは、お子さんと目線を合わせて ゆっくりとお話をするということです。


よくできるあなたも大好きだけど、できない問題に粘り強く立ち向かっていく

諦めずに最後までやろうとするあなたは、もっと大好き!という風に

ちゃんと伝えることです。

失敗しても失敗しても、なんとか 粘り強く頑張ろうとするその姿を見るのが

お母さんは 何より 実は一番嬉しいんだと。


子供っていうのは、お母さんが嬉しがる姿を見たいものです。

だから「お母さんはそれが嬉しいんだよ」っていうことを

そこを期待されてるんだな って、本人が思うように。

そういうようなお話をするということが一つです。


2つ目は、

その上で わざと「少し頑張ればできるけど、ちょっと簡単にはできないな」

っていう難しい問題とか、そういうのを環境として与えて、

そしてそこの横にはお母さんがいるって事です。

一緒にいながら、その難しいものに取り組もうとしている本人を、

温かい眼差しで見守るということです。

そうすると、「頑張ろうとしていると、お母さんが見守ってくれる。

お母さんが優しい顔で頑張る私を見守ってくれている」

そういうような環境を積み重ねることです。

それで簡単に諦めるんじゃなくて、

頑張ろうとすれば お母さんはいつも私をしっかりと見てくれている

・・・ こういうような場面をいくつも作って、

「粘り強く頑張ることこそ、お母さんは私に期待しているんだ!」

に書き換えていくわけです。

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ありがとうございました。

今週は、あいりママ さん からの

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4歳の娘なんですが、しょっちゅう変な嘘をつきます。

例えば、近所に友達は住んでいないはずなのに、

「近所のスーパーに〇〇ちゃんがいたよ」など、何の意味があるのか

よくわからないような見え透いた嘘を言ったり、

私が保育園での様子を聞いたら、明らかに嘘とわかるような

物語のようなお話をすることが多くあります。

人を傷つけるようなものではないのでいいのですが、

どう反応していいかわからず、たいてい「そんなわけないでしょ」と

話を切り上げてしまいます。罪のない小さな嘘であれば

つき合ってあげたほうがいいのでしょうか?

こんなときどうリアクションすればいいか、アドバイスいただきたいです。

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安藤先生からのアドバイスです♪

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氷山」っていうのは、見えてるところの下に、見えないだけで、

たくさんありますよね。 見えてるところは ごく一部です。

娘さんが、嘘をつくっていうのは、氷山が見えてるところ、つまりは

その下に眠る「なぜそれをするのか」っていうところ。

ここは やっぱり しっかりと考えてくってことですよね。

だから「嘘をついてるから嘘をつかないで」とか、

「嘘を言うな」とか、「そんなわけないじゃないか」って

対応として 悪くはないんですけれども、なぜ本人はそういう嘘をつくのだろうか

っていうことを考えていくことが大事ですね。

嘘をつきたくなる心理はどこにあるのか。



これは想像ですけれども、そういう嘘をつくことによって

自分に注目をしてもらいたい、自分の話を聞いてもらいたいというのが

あるかもしれません。

そうすると、そういう嘘をつかなくても、

本人のありのままを認めたりとか褒めたりとか、

会話をたくさんしたりとか 抱きしめたりとか、

そういう ありのままの部分で本人がいい思いをするということです。

本当の現実の部分でも、いい思いをするということを積み重ねるのです。


そのことによって架空の話をせずとも、自分のことは大事にしてもらえる

という風に置き換わります。

本人は現実の世界の毎日では、自分の話はあまり聞いてもらえてないと

思っているとするならば、聞いてもらうためには

お母さんを驚かすようなことを言うしかないとか

ありもしない、びっくりするような話をすれば、

自分の話を聞いてもらえるのかもしれないとか、

そういうような可愛い 思い込み かもしれませんね。

なので、まずは現実でいい思いをしてもら。 そういうようなことを一つは

積み重ねるといいんじゃないでしょうか。

そうするとだんだん、4歳ということですけれども、

歳を重ねるとこういうことは少しずつ減っていくと思います。


というのは、まだ今お母さんに話を聞いてもらいたいという感覚でしょうが

だんだん 5歳 6歳 7歳 8歳って大きくなると、自分にかかる人々が

多くなってきます。多くなってくるといつでもどこでも

こういう話が通用するか、違う手法を探し始めることもありますから、

少しずつ年を重ねると こういうことはなくなっていくと思いますね。

しかしそれでも、もしなくならなかったら、

7歳 8歳 9歳とだんだん 自分の社会 世界が広がっていくにも関わらず

もしなくならなかったら、これは本人が ひょっとすると

人に何か 厳しく言われて傷つくこともあるかもしれません。


そういうことがないように、その頃になっても直らなかったら

本人の言葉っていうのを「本当はどうなの?じゃあ一緒に行ってみようか」

なんていうことで明らかに「あなた今嘘ついてたよね」 っていうことを

柔らかく 優しくですがわからせる そういうようなアプローチも必要なんでしょう。



でもそれは繰り返すけども 何年か 先のことであって、

今はありのままでも、現実の中でいろいろな中で現実を止める。

現実で話を聞いてあげるって言うことの繰り返しが

今のところはそれでいいと思います。

ありもしない 架空の話を聞いて聞いて聞いてしすぎると、

またどんどん言うでしょうから、そういう意味では、

ありもしない話は早く切り上げる 。

今のところはその程度がいいんじゃないでしょうか。

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