今週も、番組をお聴きいただき

ありがとうございました。

今週は、えりこー さん からのご相談でした・・・

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中学1年の娘のことでご相談です。小学校時代、娘は、授業を聞いて、

宿題をやっていれば、だいたい成績は良く、塾に行くこともなく、

テスト勉強をする習慣もありませんでした。

なので、中学もそんなもんだと思っていたようで・・・。

当然1学期の成績はよくなく、いまになって諦めモードになっていて、

すこし焦りながら夏休みに突入しました。「塾に行く?」と聞いても

乗り気ではないようです。

「これまでのやり方ではいけない」と気づいて、なんとか前に進めるように

声がけしたいのですが、色々伝えても「わかっている」というだけで

一向に勉強する気配がありません。どうすればいいでしょうか。

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安藤先生からのアドバイスです♪

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「乗り気ではない」とか色々と伝えても「分かっている」というだけだとか、

一向に勉強する気配がないとか、そういう前向きではない

心の状態っていうのが最初にやっぱり気になりますね。

なので まずはこの勉強の事っていうよりも、他に不安なことがあるのかどうか

というところですね。

親子で安心安全な環境を作って、中学生活全般の話をするっていうことを

まずは 最初としては重要かなと思いますね 。

まだ中学に入って 数ヶ月 環境が大きく変わったわけですから

ひょっとすると、他に何か不安なことがあるのかもしれませんね。

なかなか この年代っていうのはいろんなこと

親に相談しにくいっていうのもあると思うんですけれども、

例えば2人で遠出でもして、非日常の環境を作って、

何気なく さりげなく 友達関係のことであったりとか

学校生活全般の話、または お悩みがあるのかもわからないですから

いろんな話をしてみるといいですね。


そして はき出すことによって もし何かあれば

心の状態が少しは前に向く っていうこともありえるかもしれませんね。

もし勉強の不安だとしたら、これはアドバイスが必要になるわけなんですけれども

その時に親の方が先にあせって、少し相手に対して

プレッシャーをかけるような言い方をしたり、

少し怒っているような口調になったり、または心配をしすぎてるようなものが

伝わると、お子さんもちょっと拒絶してしまう気持ちになりますね。

まず心の状態が どうなのかを、親子で安心安全な環境を

作ってみて、中学生活全般の話を

色々といつでも話し合える状況を作っておく。まずは最初はそこですね。


勉強に対する不安だったとした場合は、

諦めモードになるのはまだ全然早いわけですから

まだ中学1年生の1学期 、全然 諦める必要がないのがひとつです。

そして元々 基礎学力がたかいこならば、やり方の問題だけだと思いますので

テスト前には、1週間ぐらい前から計画を立てるとか

今まではそういう習慣もなかったっていうわけですから

計画を立ててテスト勉強して、テストに挑む っていうことを

まず変えていくだけでもずいぶん違うと思います。

そういうこともなかなかままならなかったり、

その計画の立て方もわからなかったりするとするならば、

計画の立て方や勉強の仕方のアドバイスをもらうために塾に行くっていうのは

ありだと。

そして、塾に行くとひとくくりにいっても、不安もあるでしょうから、

「アドバイスをもらいに、塾に行く?」

みたいな 言い方をするといいと思います。

また、塾っていうのも 一つの選択肢だと思いますが、

この場合は、集団型の塾というよりも、個人の塾がいいかもしれませんね。

個別指導の先生は教えることがメインの講師だったりしますから。


ただ、相性もありますから、色々体験してみる必要もあるでしょう。

とにかく親身になってくれる塾、その子の勉強の仕方を一緒になって

考えてくれる塾、 計画のたて方教えてくれるような塾、

そのような塾を選びましょう。

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今週は、MOE さん からのご相談でした・・・

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中学3年生、受験生の母親です。

娘の部活の引退は9月です。まだ続く部活動、この先、

受験勉強への切り替えができるのか不安を感じています。

夏休みも部活があります。いちおう塾には行っていますが

親にとってもはじめての受験なので不安だらけです。

本人はのんびりしているように見え、勉強に身が入っていないように見えたり、

つい「勉強しなさい」と口を出してしまいます。が、思春期も相まって

反抗されてしまい、ますます不安になってしまいます。

受験生の親として家庭環境をよくしなくてはとか、

本人のやる気の出る言葉をかけなければなど、緊張してしまいます。

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安藤先生からのアドバイスです♪

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お母様がまあきちんとやらなきゃとか,

子供のためにもちゃんとやらなきゃ っていうことで

自分にも厳しくね もういらっしゃるんだと思うんですけれども

お母さんの気持ち 本当によくわかるんです。 不安でしょうしね。

何とかしなきゃ って本当によくわかるんですが

その上で あえて申し上げますと

親の役割は、やっぱり子供に愛を与え続けることでしかないんですよね。

転ばぬ先の杖を与え続けることではないんですね。

愛を与え続けることなので、あーでなきゃいけないこうでなきゃいけないと

思いすぎず、もう ありのままの 本人を信じる。そして 精一杯の愛を

与え続けること ということなんですが、

もう少し具体的に言うと、今の中学3年生の状態で

学校の提出物とか宿題とか その時々のテストをしっかりやっていれば

焦らなくていいと思います。大丈夫です。

部活の引退が9月っていうのは、みんなより 勉強時間が

その分 なくなって っていうことは、 比較するとすごく不安な材料ではあるんですが、

しかし たくさんの受験生を見てきても、

だからといって受験に不利に働いたっていうことは

案外そうはないので、それなりに空いた時間で、

例えば 塾に行って 夏期講習っていうのはありますけれども、

1、2年生の復習をしとく それはいいと思います。

9月以降っていうのも、やっぱり学校のテストで内申書 っていうのがあって

すごく 中3の学校のテスト大事なんですね。

そのまま年末まで行くと1、2年生の復習する期間ってあんまりなくて

本当に夏休みしかないんです。

なので 部活はあるかもしれませんが、空いた時間で

なるべく その塾の教習で1、2年生の復習をしとくのもいいですし

お母さんと娘さんで1、2年生の 問題集を本屋さんで買って

これをやろうかって決めてやるのもいいでしょう。

それはご自宅の判断で どちらでもいいと思いますが・・・、。


学校の提出物やその時々のテストをしっかりやっていれば

そんなに焦らなくてもいいから大丈夫ですよ。

まあ 非常に心配でしょうが、大丈夫です。


親の役割っていうのは、子供に愛を与え続けること と申しました。

転ばぬ先の杖を与え続けることではないと申しました。

子供に愛を与え続けること って言っても、

もちろん 「愛してるよ」ということなんでしょうが、

もっと具体的に言うと、子供に愛を与え続けるっていうのは

いつも笑顔で明るく、「何があってもお母さんはあなたの味方だよ」と

「何があってもいつでも味方だよ」・・・ これを伝え続けることです。

これが1つ重要な姿勢かと思います。


どうしても親が先に不安になると、子供よりも先に親の方が不安になってく

っていうのは、子供にとってはあまり嬉しいことじゃないですね。

ほとんどの場合は 中学3年生は 本人なりに考えてますからね。

だから 親が言うとしても、

「 中3 なんだから 自分でバランスとって頑張ってね」

これがちょうどいいんじゃないですかね。

自分で考えてるだろうから自分でバランスとって

部活も大変だろうけど バランスとって頑張ってね、と。

いつでも応援してるから、と。

子供も、「信頼されてるな」と思うし、「親に信頼されてるから

自分も頑張ろう」っていう風に思えるものなんです。

それでいいと思います。

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ありがとうございました。

今週は、ゆーたろーの母 さん からのご相談でした・・・

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保育園の年長の息子です。

年少の時から、本人の希望で、週45回くらいで

タブレット学習を続けています。

息子は、やり始めると楽しんでずっとやってるのですが、

エンジンがかかるのが遅いです。他にやってることがあると

「めんどくさいなぁ」と言って、

拒否することがほとんどです。が、私の実家で預かってもらってるときは

言わなくても自分から勉強してると聞いたので、勉強が嫌というより、

今やってる別のことがあるからイヤとか、そういう理由かなと思います。

塾は、高学年か高校受験前に通わせば良いかな?と思いつつ、はんめん、

来年から小学生になるので、このままタブレット学習を続けるか、

塾に変えるか、それとも一旦勉強系はやめて、小学校生活に慣らして、

成績見つつ考えるか悩んでいます。

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安藤先生からのアドバイスです♪

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エンジンがかかるのが遅い、他にやってることがあると

めんどくさいなと言って拒否するっていうことは

はっきり言って まあそんなもんだということです。

保育園の年長の息子さんですからね。


なかなか そのタブレット学習が何よりも 最優先になるっていう

そういう年齢でもないですし。

また何かを我慢して将来のためにやらなきゃいけないとか

そういうこともなかなかまだわからないですからね。

なので、そういうエンジンがかかるのか遅いとか

他にやってることがあると面倒くさがるとかっていうのは

そんなもんだということです。

少し余裕を持って見ていただければいいんじゃないかと思います。

1つ目はそういうことですね。



一方で、息子さんは やり始めると楽しくてずっとやってるとか

言わなくても自分から勉強する時もあるとか、

これは非常に素晴らしい 頑張り屋さんですね。

だから こういう 楽しくてやり始めると、楽しくてずっとやってるとか、

言わなくても自分から勉強する時があるとか、

こういったところを大切にすればいいですね。

大切にするということはそういうところです。褒めればいいですね。


とにかくこういう時がちゃんとやらないとか

こういう時はエンジンかかるのが遅いとか、その辺は叱ることなく、

全く忘れることなく、そこは放っておけばいいと思います。



子供っていうのは親に褒められたことを頑張りますからね。

ですからずっと楽しくてやってるとか、「そういう姿 すごいね」 とか

「言わなくてもやってるって言うのがすごいね」 とか、

とにかく褒めていくと そこを一生懸命やろうとしますからね。

だから焦らず。焦らないで。

時々はめんどくさがっても、そこは放っておいて、

やる時があるんだから そこを褒め続ける、これがきっといいと思います。

保育園 ぐらいのお子さんは、叱られると本人はやりたくなくなる

って言うもんですから、叱られたことで怖くてやるって言うのは

あるかもしれませんが、 しかしそうやって我慢して怖がってやるって言うのは

いつかは どこかで反発 爆発っていうか 続かなくなりますからね。

褒めたことは逆に一生懸命やろうとする。叱るとやりたくなくなる。

親の思う レベルまで達してなくても、なるべく 叱らない、

なるべく 放っておけばいいと。

むしろ 褒めていけば 褒めたところを一生懸命やろうとします。

これを頭の片隅に置いておいていただいて、しからないってことです。


塾に通った方がいいか っていうのも 一つありましたね。

これは、例えば タブレット学習を、本人の力でやってるのもいいですが、

塾に通うのも悪くはないとは思います。

ただまだこの保育園 ぐらいの年齢の時は、本当にただ単に

塾の先生との相性なので、色んな評判とかそういうことの

概念的なものだけじゃなくて、

先生が楽しく 本人をその気にさせてくれるかどうか っていうところで

相性を見てもらう方がいいと思います。

決してその将来のためにやっておかないとダメだっていう、我慢をして

そうやってやらせていくことが積み重なると、

いつか本人は勉強は我慢であって苦行であって、

いつかそこから逃げ出したいというような気持ちになりがちですからね。

あくまで 本人の気持ちを前向きにさせてくれる、そういったところ、

そういう相性のいいところ、そういったところだったら

塾というのも 一つ頼ってみるのもいいかもしれませんね。

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