今週も、番組をお聴きいただき

ありがとうございました。

今週は、 もりぃ さん からのご相談でした・・・

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私はフルタイムで働いています。

長男は中学一年。下に小4の女の子がいます。夫は関西方面に単身赴任中で、

たまに週末に帰ってくる程度です。

子育てのことは話し合いながらやってきましたが、最近、長男が反抗期で、

注意すれば「ウザイ」と返ってきます。どう対応すればいいのか難しいです。

仕事のストレスもあり私自身もいろいろあって、でも顔に出すのは良くないと

顔や態度には出さないようにしています。が、私の気持ちに余裕がなく、

子どもたちに向き合えてないかもと悩んでます。

でも、仕事を辞めるわけにもいきません。思春期の子育てと仕事の両立って

どう考えればいいのでしょうか。アドバイスいただきたいです

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安藤先生からのアドバイスです♪

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フルタイムで働いていて、大変お疲れ様だと思います。

長男さんが中1っていうことになってきますと、やはり男の子から

徐々に男性っていう風に、思春期 つまりは大きくなってるわけですから

まあこの辺からは本当にお父さんの力っていうのがやはり必要になってきます。

まずこのモリーさん が、「私が子供たちに向き合えてないかもと悩んでます」

とありますけれども、そういう風に ご自身を責める必要は全くありません。

ご自身が それで気持ちを下げるとか 暗くなるということは全くありませんから

そうはならないようにしてもらえればと思います。

今 何しろ フルタイムで頑張っておられるぐらいよく頑張ってらっしゃるので。

したがって 旦那さんに「実はこうなんだ」っていうことで

ご相談をする、そしてまた力を借りるっていうことですね。

やはりこの長男さんっていうのはもう 家の中だけにとどまらず、

だんだん目が外に向いてきてるわけです、 男として。

これからどうしていこうか、中学1年、まあある程度、勉強でもスポーツでも

順位が出たり 比べられたり結果が評価されたり、いろいろ出てきます。

そんな中でそれをどう受け止めて どう頑張っていけばいいのか、

この先の自分の人生はどう 広がっていくのか、社会に対する不安とか

色んなものに対する不安が湧いてきます。だから そわそわと

自分にも自信がなくなってきて、 そして人にもきつくあたって・・・

これが思春期ですよね。

ですからその時は、旦那さんが、世の中のことを語るとか、社会のことを語る、

つまり 人生を語るとか社会を語るとかそういう、よく言う「男と男の」とか

よく言いますけども、 1回2人で、 1対1で話をするとか、そういう中で

少し不安だったものが 安心に変わったりとか、得体の知れない不安の中で

焦ってるっていうのがよく中学1年生にありますから、

1対1と話の中で少しは 和らげるということが まず 1点あろうかと思いますね。

また、「うざい」 というような言葉を言われてすごくストレスも出てくるわけですが、

「そういう言い方をされるとお母さんだってやっぱり 人だから、

そういう風に言われると気持ちが やっぱり下がるし、エネルギーが下がるし、

元気もなくなるし。あなたたちのことを一生懸命働いて一生懸命家のことも

しようと思ってるけど、 お母さんだってやる気がなくなってしまう」と

親としての気持ちを言うていうのは大事ですね。


もちろん親としての気持ちを言うということは、子供の気持ちも聞く

っていうことも重要ですから、何でも頭ごなしではなく、時々 いろんなことで

どんな気持ちなのとか色々聞いてくことも大事だと思います 。

日頃、親に対してとか、世の中、学校、 いろんなことに対して

どう思ってんの って気持ちも聞いて、そして親としての正直な自分の気持ちも

言うことがまた 合わせて大事かと思います。

どうしても中学生になってくると、お子さんも自分の素直な気持ちを言うことが

恥ずかしくて素直になれなくなって、そうなってくると、両親の方も

どう接していいかよくわからなくなってくる。

今までは、言わなくても分かり合えたっていう関係が、

一体何を考えてるのかよくわからない、 新しい関係性が生まれてくるわけです。

が、そういう時は、やっぱり言わないとわからないんですね。

子供も一体何を考えてるのか言ってくれないとわからない し 、

親も親の気持ちっていうのは やっぱり言って いかないと。


すれ違いもあると思いますね。でも言っていく。

でも、自分の気持ち ばっかりを言って「親の気持ちを分かれ」と言ったら

今度は子供だって「子供の気持ちを分かれ」と

お互い「わかってくれない」という状態になるので、相手の気持ちも

しっかり聞いて受け止めて、受け入れて、 お互いがそういう気持ちでいるんだって

ことはいいとか悪いじゃなくて、そうなんだっていうことをお互いが理解者となる。

こういうことが大事ですね。

お父さんも、男同士で話すとき、 そういう感じで長男さんに向き合ってもらうと

いいと思いますね。

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その後のエピソードなども

お待ちしています!

今週も、番組をお聴きいただき

ありがとうございました。

今週は、 匿名希望 さん からのご相談でした・・・

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小学2年生の女の子と、保育園の年長の男の子を持つ母親です。

子どものお小遣いって、何歳くらいからあげればいいですか?

私は中学に入るまでお小遣いをもらえませんでした。両親ともに公務員で

貧しかったというわけでもないと思います。小学3年くらいのとき

友だちの家にみんなが集まった時、私だけお小遣いをもらってなくて、

何も買えなかったのが恥ずかしかったです。

でも親にどういえばお小遣いがもらえるのかわかりませんでした。

なので私も、子どもがいくつになった時にお小遣いをあげ始めればいいのか、

なんて言って始めればいいのか、いくらくらいあげればいいのかわかりません。

娘の友だちでも、すでにお小遣いをもらっている子が数人います。

変な話、将来自分の子どもにどうやってお小遣いをあげればいいかわからなくて、

子どもがかわいそうだから「子どもはいらん」とまで思ってました。

アドバイスをいただきたいのでよろしくお願いします。

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安藤先生からのアドバイスです♪

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答えがあるわけではないですけれども、

一般的な目安として申し上げます。

保育園児は、 保護者の方と一緒に帰ってくるわけですから

自分一人で帰ってくるわけでもないし 自分一人で登園するわけでもないですよね。

小学校っていうのは自分たちで、集団や個人で行って自分たちで帰ってくる。

行って帰って友達と遊ぶ約束をしたり、友達同士で出かけて

またそのお小遣いを持って、かつては近所に 駄菓子屋さんとかいろんなお店が

ありましたが・・・そういったことで考えると、

小学校に上がったら、非常に少額でいいですからお小遣い というか、

お駄賃とか言ってましたけれども、そうやって自分でお金をコントロールする

という意味合いも含めて、小学校に入ったら少しずつ渡していく

っていうのは一つの目安だと思います。

ところが 今は、近所に友達同士で買い物に行くなんていうことが

小学校低学年でもあまり なくなりましたね。

近所の公園で遊ぶとか 近所のお寺の境内とかで遊ぶとか、

そういうこともずいぶんとない。そんな風景はなくなりました。

従って、親御さんと行動する機会が多くなってる 昨今ですから、

かつてのように 小学校1年生でといっても、金を使う機会なんてそうはないですね。

だから子供たち同士で遊び始めるのはいつなのかということです。

そうすると 一般的には「つ」が取れた年齢って言われます。

8つ 9つまでは「つ」がつきますけど、10歳は「とお」。

7つ 8つ 9つの「つ」のつく年齢は、案外お母さんと一緒にいます。

ところが「つ」が取れて通う、つまり 小5小6 あたりになってくると

友達同士で行動する機会も増えてくる。そうすると お小遣いも

どれだけ変わって自分でお金のコントロールしていく。

そういうことを考えてもいいんじゃないですかね。

したがって 一般的な目安ですけども、小4、小5 あたりから

お小遣いを渡せばいいんじゃないかなと、まずはそういう風に思います。


小4小5 と申し上げましたけど、それは子供たち同士で遊ぶ約束をして

どこかに行くとか、まあもちろん 近所で いいんですけども、

そんな流れでお買い物するとか、そういう場面があるならばお小遣い、

ということで、その都度お母さんにお金ちょうだいというよりも、

例えば 月にどれだけ手渡して、その中で 残額 見ながら自分でやりくりする、

こういうことを覚えるためにも渡してしまった方がいいと思いますね。

ところが案外 友達とそういう 外出 というか 遊ぼうっていうことをせず、

お母さんと一緒の時間だけを過ごしてるとするならば、

それはお小遣いはあまり必要な場面はないですよね。

必ずしも渡さないといけないことはない。

私の私的見解ですけれども、小5小6になってくると社会性を身につけるためにも、

お母さんべったりではなくて、ある程度 友達といると小遣いも必要になってくる

それでいいんじゃないですかね。

その時にいくらぐらいあげればいいのかっていうのも

それも何を買うか 友達と どう動くかっていうことにもやりますから

1人だけ 高すぎず 1人だけ 安すぎずっていうことを

友達同士のだいたい 平均ぐらいでいいんじゃないかなというふうに思います。

しかし、これは一概には言えません。

様々な家庭の形があると思いますので、そういうことを一つの目安にしてもらえば

いいと思います。


「どうやって言ってお小遣いあげればいいかわからなくて」ということですが・・・

たとえば、「毎月決まった時に これだけ渡すから、その中で

自分の中で、使いすぎたらなくなる、貯めれば残る、そういうことも覚えながら

やってくんだよ」 っていうことですね。

しっかりと伝えて そして渡せばいい そういう風に思います。

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今週も、番組をお聴きいただき

ありがとうございました。

今週は、 KARA さん からのご相談でした・・・

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息子は中学2年になるのですが、ゲーム(オンラインゲーム)ばかりやっていて、

ゲーム中に声をかけると不機嫌になります。

学校と塾の宿題はささっとすませてしまい、

ちゃんと学習できてるのかどうか?? 成績は、今は、中の中くらいです。

「まだ2年生だから大丈夫」と思っているかもしれないので、

「今からやっとかんと、あとで大変な思いするのは自分やで!」と言うのですが、

「わかっとる」とは言うものの、金曜日の夜は夜中までゲームしています。

うちは男親がいないので、私が叱るしかありません。

叱られたのがゲーム中の友達に聞こえてバツが悪くなると思いっきり不機嫌で

私を無視します。どうすればいいでしょう。

ルールも作らずに、ゲームする環境を与えた自分に自己嫌悪です。

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安藤先生からのアドバイスです♪

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中学2年の息子さんが ゲームの最中に叱られて

それが ゲーム中の友達に聞こえて不機嫌になる。。。逆に息子さんの気持ちは

よく分かります。そういうもんだと思います。

お母さんの気持ちもよく分かりますが

例えばもう あらかじめ ルールがあって、ルールを破ってゲームをしてる

って言うなら ゲーム中のお子さんに対してルールを破ったじゃないの とか

そういうお叱りをしてもいいかと思いますが、

今 ルールがない中で、ゲームばっかりしていてどうなの っていう

その機嫌のままにそのお子さんに対して叱ってしまうと

これはお子さんも不機嫌になるでしょうね 。

お子さんは、勉強の方もそれなりにはまあなんとかバランスを取って

やっているということなので、今ゲームそのものにはいろんな心配はありますが

これだけ見ていると、夜中までゲームをしているのも、

金曜日の夜っていうことで、翌日には影響が少ない日にやってるとか

お子さんなりには バランスを取ってやっているということなんでしょう。

したがって そのバランスを取って ゲーム とまあいろいろなこととの

バランスとってやっているお子さんに対して、なかなか実は叱る要素はないですよね。


とはいえ、ゲームっていうのはそこまで夢中でやっているというのは

親からすると非常に今大丈夫かなというような気持ちになりますよね 。

したがって、これは、そのまま言えばいいと思います。

例えば ゲームをし続けることによる心配はこれなんだと。

これは親心として自然な心配なんだと。だからそれに対しては

こういうルールを作りたいんだと。

例えば、 夜は何時までとかですね、学校と塾の成績がこれ以上落ちたら

ゲームはなしにするとか。

子供なりに、まあ それなら分かった・・・と合意するようなルール、

これは今からでも作ればいいんじゃないですかね。

「今更何だよ」って言われようが、いやでも親心は、

これとこれとこれは不安なんだと。だから ルールは守ってもらわないと

私も自分の気持ちがざわざわするので そこは分かってほしい・・・

という風に 、一対一、人と人として、今からでもルールを作る。

それでいいと思います。


男親がいないので 私が叱るしかありません」とありますけれども、

一般的に お子さんが中学2年生ぐらいになると、叱るというよりも

その一歩手前でしっかりと話し合うってことですね。

親とて1人の人ですから、いろんな感情や思いがあるわけで、

その感情や思いはおおもとの子供さんに対する心配だったり、不安だったり、

それが 親の気持ちの 大元にあるわけですから。

母親として親として こういうところを心配してるんだ 気になるんだと

これはあなたのことを思って、 あなたが将来困らないために 思っている

心配なんだと、 これはあくまでも あなたへの愛情としてわかってほしいんだと、

そうすると お子さんもその心配は分かったとなって、

その上で心配をかけないために「これとこれは守る」と

落ち着いて話がし合えるように、それを 約束として取り付けた上で

「叱る」 っていうのはずいぶん後のことで、まずは1対1でゆっくりと話し合うと

お互いの気持ちをお互いがテーブルの上に出して、

そして「それはいい。それはダメ」という風にお互いの約束事を決めると

親子といえど家族といえど 、やはり、お互いのことを思うがゆえに

そういう話し合いをして取り決め、お互いに ルール、 着地点を見つけていくと、

これは必要だと思いますね。

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