今週も、番組をお聴きいただき

ありがとうございました。

今週は、ラジオネーム  はーちゃん さん からのご相談でした・・・

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安藤先生、いつも聞いています!

娘がこの4月から、中学3年生、受験生になります。

受験はお兄ちゃんの時も経験していますが、

かなり、家族で受験ストレスを感じてしまいました。

これを解決するにはどうしたらいいですか?

あと、成績を悪化させる親のNG行動、

成績を伸ばすOK行動も教えてください!

なんとか1年、親子で乗り切りたいです!よろしくお願いします

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安藤先生からのアドバイスです♪

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まず成績を悪化させる親の NG 行動、または伸ばす OK 行動について

ここから行きたいと思いますね。

成績が悪化する理由は、子供がモチベーションが上がらないときだったり、

やる気が上がらないであったり、どうしても自分がワクワクして

目の前の課題に取り込むことができない、嫌々やっているとか

仕方なくやっているとか、そういうようなことで

どんどんどんどんと結果が出ないから また 腹が立ってきて、

こういうのが成績がどんどん悪化してくっていうような心の状態です。


だからその心の状態を作らなかったらいいわけです。

では 一体どういう時に

子供がイライラしたり 腹が立ったり やる気を失うのかと言いますと、

親が不安そうな顔をあまりにもしすぎたりとか、

不満そうだった 不機嫌そうだったり、

親は親で、受験ストレスでそういう顔をしますが、

子供の気持ちになってみると、「どうして私のせいでそんな顔するの?

不機嫌そうな不安そうな不満そうな。 何? 私が悪いって言うの?

私だって それなりに頑張ってるんだけど 」っていう風に

すれ違いが生まれ始めます。

それ以上 不安で不満な顔を見たくない やりたくない、

受験は嫌、 勉強 嫌、 もうこんな親子関係になるなら

受験なんてなかったらいいのに、やりたくない・・・

こういうような時になると、本当は逃げ出したいけどやらなくちゃいけない

という思いと行動が全く一致しないので

要求不満がたまってストレスがたまります。

こういった、受験のことに対してそういう表情をどんどん 出し続けてしまうことが

NG 行動です。


逆を言えば、 成績を伸ばす OK 行動というのは、

「笑顔」であって、「受け止め」であって、

「大丈夫よ 頑張ってね 」って、いつも明るく笑顔で応援をする、

そういうような姿勢です。

そうすると 今度は、子供からすると、

「こうやって明るく笑顔で応援してくれるお母さんを裏切りたくない。

せっかく応援してくれて、こんなに頑張って、

私のために不安も不満もあるかもしれんけど、それでも明るく元気に

笑顔で自分に向き合ってくれる。

じゃあ私もちょっと大変だけど頑張ろう」

・・・ そういうふうに鏡のように映って、OK 行動になってきます。


ですからやっぱり親の表情が とても大事で、

不安 不満 不機嫌なのか、笑顔で明るく 応援しているのか、

これが、その子の受験がうまくいくか行かないか

成績が上がるか上がらないか っていうところに

大きく繋がるんじゃないかと思います。


人って、子供も大人も関係なく、なりたい自分に近づいているなって

実感できてくると、人はもっとやる気になるし、

モチベーションも上がると思うんです。

なりたい自分に近づいているっていうのは、

自分が成長しているぞ って思うことですよね。

だけど、周りの大人って、よく「どうして***なの?」とか

「もっとこうこうしたら?」とか、そういうこと 言いがちだと思うんです。

「どうして***なの?」 っていうのは、イコール「このままじゃダメじゃない?」

っていうメッセージですよね。つまり、 親は良かれと思って

「どうしてこうなの?もっとこうしたら?」って言うんですけど

「このままじゃダメよ。あなたはだめよ。 今だめ。だめだめだめ・・・」

っていうようなメッセージになってしまったりするんですよね。

そうすると、「そうか私はダメなのか」と、

自分への肯定感があんまり上がらないですよね。

成績が上がるっていうのは自己肯定感が上がるから成績が上がるんです。

実感がわいてくるから「もっとやろう、よし!やろう! きっと 上がる!」

こう思うんです。そう思うから上がるのです。

子供も大人も、なりたい自分に近づいている時っていうのは

モチベーション上がります。

「あなたは前よりなりたい自分、目標に近づいてるね。すごいね。」

そうかな?」

そう、近づいてるよ。」

そんな会話が生まれます。

そうかなぁと思いながらでも、本人としては自己肯定感が上がると

成績が上がる。そういうような接し方を 心掛けてもらうといいと思います。

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安藤先生へのご相談は

メールフォームから お気軽にお寄せくださいね!

今週も、番組をお聴きいただき

ありがとうございました。

新年度も

どうぞよろしくお願いいたします!

今週は、ラジオネーム GReeeeN さん からのご相談でした・・・

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高校1年生の娘のことでご相談です。部活(運動部です)に力を注げるよう

今の高校を受験し入学して一年。中学とのレベルの差を突きつけられ、

思うように結果がでず、だいぶ自信がなくなってきているようです。

大好きだった部活が、今は「好きだと思い込まなければやっていけない気持ち」

と言っていました。誰よりも早く朝練をはじめたり、帰ってからも

自主練習したりしていますが。。。試合で結果が出ないんです。

時々イライラして家族にあたってくることもあります。

本人も、結果が出ないことと家族に当たることがいけないと思っているようで、

「あ~もう、ごめん!」と言ったりしています。

私は「そんなときもあるさ~」とか言ってますが、こんな時、

どう声がけをしてあげればいいのかアドバイスいただきたいです。

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安藤先生からのアドバイスです♪

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GReeeeNさんは、もうすでにできていると思います。

どう声がけをしてあげればいいのか アドバイスっていうことですけれども、

結構 素晴らしい声かけをしてるんだ と思います。

娘さんは、イライラして家族に当たる。でもごめんっていう。

心の中でもがいてますね。しんどいし 苦しいし、

でもどうにかしなきゃいけないし、諦めてるわけでも、

もう全てを投げ出してるわけでもなくて、なんとかしないといけない、でも

どうすればいいかわからない ・・・もがいてますね。



そんな時、家族である お母さんは「そんな時もあるさ」と、

このように大事なことは「明るく笑顔」ですね。

娘さんの安心な場所、そういうところを明るく、いつもその子を迎え入れる、

いろんな思いをしても、ここでは 包み込んであげる ・・・そういう安心で

明るい場所であれば もうそれで十分ですね 。

当然、スポーツっていうのは、スキルを上げたり強くなったりというのと同様に、

心を強くするっていう側面ももちろん、言うまでもなく あるわけで、

その心を強くするということにおいては、うまくいってる時ではなく、

うまくいっていない時、そんな時だけしか考え方っていうのを探さないですしね。

うまくいってない時 だからこそ、どうすればいいか。

そういう時の考え方、過ごし方、そういったことは、うまくいかない時に

身につけるものですよね。


したがって、 今は心を強くする時期なんだと。

スキルを強くする時期、またチームとして強くなる時期、あると思いますが、

今は一旦 心を強くする時なんですね。

冬の間にしっかりと 耐えて、根っこを張って、考え方の根っこを張って、

そうだから、春芽が出て咲く時にしっかりといい 芽が出て

張った分だけ大きいものが咲く わけですよね。


スポーツにしろ 何にしろ、そういう スランプとか、

うまく結果が出ない時の話としてはありますよね。

しかし現実の娘さんは、それは頭でわかっても感情でわかるかと言うと、

例えばやっぱり 日々 苦しいわけですよね。

その苦しさを和らげるのは、やっぱり 明るさと笑顔だと思いますから、

「スポーツというのは 心だ」とかっていう風な正論もありますが、

正論は3ぐらいで、7はやはり 家庭の明るさ、安心、 笑顔、

そういったもので語りかけてあげるっていうのも大事かなっていう風に思いますね。

例えば 、運動部でより強いところに行ったりとか、

周りのレベルが上がってくると、当然のことながら、昔は良かったけど

周りと比べると今はさほど良くない、みたいなことになったりしますが、

それは周りの人と比べるからであって、人と比べるから

そういう思いになるわけですけれども、

それは、「昨日の自分と比べる」とか、その自分の目標に向けてどうなのか とか、

他人と比べるのではなくて、あくまで自分の目標、かつての自分、

比べるのは自分ですね。

そういうふうに持っていくことで、他人と比べることによるストレスっていうのは

減りますよね。

だから こういうことも必要だと思いますし、これはレベルが上がって

上のレベルに行けば行くほど誰でも経験することですからね。

本人としては正論が聞きたいかって言うと聞きたい部分もあるけど、

正論ばかり ずっと言われていても、やはり 心も滅入るっていうのがあるんですよね。

人に言われて気づくことも大事ですけれども、

例えば 今だと、大谷翔平選手 とか、イチロー選手とか、

そういったプロスポーツ選手の本を読んだり、考え方を身につけたりすることによって

こういう時期 心の強さを身につけるということはできますよね。

きっと 大谷選手でもイチロー選手でも、他人と比べて 一喜一憂するんじゃなくて、

淡々と自分の目標と比べて、自分のなりたい姿に向けて努力をしている、

そんな風に見受けられますね。

親に言われるのも大事ですけども、本を読んで気づくこともあると思います。

「こういう機械だから こういう本も読んでみたら?」とか

持っていくといいんじゃないでしょうか。

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安藤先生へのご相談は

メールフォームから お気軽にお寄せくださいね!



今週も、番組をお聴きいただき

ありがとうございました。

今週は、ラジオネーム ひまり さん からのご相談でした・・・

メールが長文でしたので要約してご紹介しましたが、

先生には全文読んでいただきました。

ここでは全文紹介します。

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安藤先生、こんにちは。

小学校5年生の息子のことでの悩みです。

息子は「書く」ことが嫌いで、毎日、漢字の宿題で大騒ぎします。

とくに画数が多い漢字があると、「今日、めんどうな漢字ばっかりや!!」

と大騒ぎして中々始まりません。

学校では、2日に1回「漢字を書く」という宿題が出ます。

漢字ノート1行(12マス)に、新しい漢字を12回書き、

その漢字が出てくる言葉を2~3個書くという内容で、

1日に3個位の「新しい漢字」の宿題が出ます。

息子は、最近この宿題をとてつもなく嫌がるようになりました。

「楽」「親」「教」などの画数が多い漢字になると大騒ぎします。

宿題に取り掛かろうとして、漢字ノートとドリルを開いても

「こんなの書きたくないんだよー」という始末。

「書けば終わりなんだから、書いてしまおう!」とか

何とか乗せようとしても、そう簡単には切り替わりません。

グズグズが止まらないと最後はこちらがイライラしてきます。

うちだけがこんなに大騒ぎするの?徐々に、息子だけでなく私も「今日、漢字か~」と

グッタリするようになってしまってます。

何とか工夫する方法があれば、教えていただきたいと思いメールしました。

よろしくお願いいたします。

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安藤先生からのアドバイスです♪

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これは、学校の先生に相談しましょう。

小学校5年生の息子さんは、別に何も悪くないと思います。

子供にもいろんなタイプがあって、ひたすら漢字を 書き取るということが得意で

それをすることによって、漢字が身につく、そういうタイプの子もいます。

しかしそういうことに向かない子もいます。

どうしても大人世代の 我々のころは、ずっと ひたすら書き取るというか

同じことを繰り返し繰り返し という苦行?というか トレーニング、

訓練のようにやるということになじみがあるわけですけれども、

今、果たしてそれが全ての子供に当てはまるかどうか って言うと、

当てはまる子は当てはまりますが、 そうでない子はそうでない、

けど今 現実はあるわけですね。

特に、漢字をひたすら書くっていうのは、

漢字の意味とかその漢字の使い方の文章とかそういうことじゃなくて、

まるで 記号のようにひたすらと 覚えていく っていうのは

それが苦手な子にとっては相当な苦行になるわけですね。


ですか これをどういう風にやっていけば 漢字 が身につくだろうか っていうのは、

それはプロであるこの先生に相談することですね。

そう言ってしまうと、学校が悪いというわけではありません。

やはり、保護者の方がそれぞれの子供に必要な教育法というのを

考える余裕がないですね。

そうやって学校で出された宿題なので、それは学校の先生に

宿題の出し方 漢字のトレーニングの仕方を考えていただくといいと思います。

目的は何か って言ったら、漢字を覚えることだと思うんですよね。

その「覚える」というゴールに対して、覚えるためにやること っていうのは、

いくつも方法があるはずなんですね。

いくつもある方法の一つじゃなくて、色々で試していただくと。

そういったことを、先生にお願いしてみるというのがいいんじゃないでしょうか。


今、 漢字を覚えるというのも、タブレットによってですね、

ゲーム 的な要素を持った楽しく学べる方法とか、

アニメーションを使って 楽しく覚える方法、そういうやり方もあります。

勉強っていうのは苦しんでやることじゃなくて、いかに楽しんでやるか

っていうのは大切なことですね。

しかし誰もが最初から楽しめるわけではありません。

楽しめるように、周りの先生 または 教材がいろいろ 工夫をして

楽しめるようにしてるわけです。

そして案外楽しめ始めると、次は自分がそれを覚えた、達成した、

そして成果が出た、・・・ これが楽しみに変わってくるんですね。

最初からその達成する喜びを楽しみに変えてなんていうところまで

なかなかたどり着きません。

最初は ゲーム性 とか アニメーションとか、先生が褒めるとか、

または 漢字コンテストっていう風に表彰するとか、

チーム対抗戦にしてチーム形式であるとか、あの手この手で

学校の先生も、そして 周りにいる大人たちも、

その子 その子の年齢に応じた、環境に応じたやり方で、

いかに楽しませて 漢字というものを、勉強というものを、

楽しく取り組めるようにするか、です。

そうやってつまらない漢字練習ってみんなが言うものを、

楽しい漢字練習に変えていく、これは学校の先生、

また学校のみならず、教育ということで子供に関わる 周りの大人、

プロとしての仕事ですね、そういう人たちに考えてもらうことが大事なので、

お母さんがどうしようどうしようて悩んでも、なかなか難しいです。

今は学校の宿題でちょっと苦しんでいる、

つまらない思いをしているということなので、

学校の先生に相談をすることがいいと思いますよ。

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