今週も、番組をお聴きいただき

ありがとうございました。

今週は、 ぽてと さん からのご相談でした・・・

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5歳と3歳の息子がいます。

子どもへの叱り方で悩んでいます。だめだと思いつつも、ついつい感情的になって

言いすぎてしまうこともあります。安藤先生、叱り方にコツってありますか?

また、叱りすぎてしまった時のフォローの仕方も知りたいです!

よろしくお願いします。

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安藤先生のおこたえです。。

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叱り方のコツ... ふたつの「き」っていうのを

ちょっと覚えといてほしいと思います。

機嫌の「き」。

基準の「き」・・です。

子どもは、

機嫌では叱らない、基準で叱る、としかるということですね。

機嫌がいい時には許して 親の機嫌が悪い時には叱ると

子供にしてみると まだ5歳と3歳の子供からすると

今日は親は機嫌がいいのだとか

今日は親は機嫌が悪いのだとかそういうことあまりわからないので

なんだかよくわかんないけど

今日はめっちゃくちゃ怒ってきたとか

今日はなんかニコニコして許してくれたなと思うと

まるで意味がわからないわけですよね

わけがわからないと子供はどうなるかと言うと

自分の存在そのものが邪魔なんじゃないかとか

自分自身を責めるんですよね。

そうすると自分に本当に自信を失います

自分っていていいのかなとか 、自分で邪魔なのかなとか、

どんどん自分の気持ちを言えなくなります。

それを溜め込んでしまうと、 大きくなってから自分の気持ちが言えなかったり

またその自分の気持ちを言う時の言い方が分からずに

逆に暴発し始めたりとかいろんなことがありますから

機嫌では叱らない、ということです。

一方の基準の「き」。

基準でしかるってことです。

物を投げてはいけない。 それは危ないからいけないんだって言っても

物を投げたとしますね 。

これはもう親が機嫌が良かろうが機嫌が悪かろうが

物を投げたということはいけないことだという一つの基準があるわけですから

そういった 基準で叱る、ということです。

いつも 子供との間に目を見てしっかりゆっくりとお話をしてですね

こういうことはいけないよ、こういうことはママ怒るからね、と

いつもしっかりとお話をして基準を決めておきましょう。

フォローのしかたは、 感情的になって叱りすぎたわけですから

これも子供の目を見て ゆっくりとした言葉で

「いまのはママがちょっとイライラしてたのでごめんね」って

自分の本当の状態をちゃんと言って、

子供にわかる言葉で 「ママが良くなかったわごめんね」って言うことです。

それを言わないと 子供は自分が良くなかったって思い続けるので

ママが良くなかったんだっていうことを言って謝ることです。

だからしっかりと話をして

一人一人の人間同士として

自分の悪かったことはやっぱり目を見て

ゆっくりとした口調で謝ればいいとおもいます。

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