7月8日 誰が一番かわいい?と聞く次女

今週も、番組をお聴きいただき

ありがとうございました。

今週は、3人娘のママ さん からのご相談でした・・・

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3人の娘のうち、次女は「家族の中で誰が一番好き?」とか、

「誰が一番 かわいい?」とよく聞いてきます。

私としては3人とも同じように 可愛く思っていますし、いいところも

それぞれありますので、「みんな大好き、みんなかわいい」と答えるのですが、

納得しません。 お手伝いをしたり、妹の相手をしてくれますので、

その都度「ありがとう」や「助かる」「嬉しい」と伝えているのですが、

何度も聞いてきます。

それぞれが私にとって特別な存在で大切なんだと 伝えたいのですが・・・

何かアドバイスがありましたら宜しくお願いします。

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安藤先生からのアドバイスです♪

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おそらく推測なんですけれども・・・

真ん中のお子さんが 一回、深く傷ついてるんじゃないかなと思います。

なんで私だけって傷ついたことがあるんだと思いますね。

ここから全てがスタートしてるように思います。

例えば... 三人の真ん中のお子さんって、ママと二人だけで、

自分一人入ったママと二人だけでどこかに行くっていう回数が

ちょっと少ないんじゃないかなと思います。

真ん中はいつも 上のこと二人でセットとか、下の子とセットとか、

三人まとめてとか・・・ そうすると

「どうして私は一人だけでママと二人きりっていうのがないのに

下の子だけとか上の子だけとかというのは時々あるわけ?」

と、ちょっとやっかんでたりとか 何で私だけないんだろうなって思ってる...

これは 真ん中の子によくあることのようです。

よって、真ん中の子だけは、ちょっとも我が道を行く とかですね

自分だけはどうしていう風に思いがちになったりとかするわけです。

いちばんの方法は、

真ん中の子どもと二人でお出かけすることです。

そういう機会をできるだけで意識して作ることです。

第2段階になると そんな中で

「お姉ちゃんはどうだとか、妹がどうだとか、誰がどうだとか

みんなが大好きなんだからそういう風な言い方はしてないでね」と

ちゃんとお話しすればそれは分かると思いますね。

だけどまだ今は 真ん中のお子さんが不満を解消できてない間は

なかなか入ってかないですね。

だからまず第一段階は、

真ん中のお子さんとお出かけする機会を意識して作り、

次の段階で、

「お母さんはみんなが好きなんだから、あんまり姉ちゃんはとか、

妹はとか言わずにね」っていうことを優しく言えば、

第2段階の言葉もちゃんと入ってると思いますね。

兄弟って、小さい頃から、 親の愛が欲しいがための

権力闘争をどうしてもするんです。

だから親は、子供達なりに権力闘争してるんだなっていうことを

まず わかってあげることですね。

親も、昔は子供でしたよね 。

親が自分が経験した権力闘争を、 ご自身のお子さんが同じようにやってるケースが

多いです。

子供の権力闘争を眺める時に、自分のころはどうだったかなと

思い出すといいですね。

なるべくいい子でいようとしたり、わざとおちゃらけて気を引こうとしたり、

わざと斜めに構えて気を引こうとしたり・・・

無邪気な子どもたちも一生懸命親の気を引きたいがために

一生懸命作ったキャラクター作りなわけですけど、

本当は、そんなキャラクターを作らずとも 親は子供のことを愛していますよね。

でも そうしないと愛されないっていう風に今思い込みすぎたり

強迫観念でこのキャラクターにしがみついてるとしたら、

「そこまでしなくても大丈夫だよ」とか「あなたのこと見てるからね」とか

「そこまで我慢して人の気持ちに合わせることばっかりしなくても

あなたのこと見てるからね 」とか

親御さんも 「愛してるメッセージ」を出してあげた方がいいですね。

兄弟との関わりの中で

大人になった時の社会性をひとつ経験しているようなものです。

やっぱりみんな認められたくて褒められたいですから

子供は特にそれを親にしてもらいたいわけだから

子供なりにも頭をフル回転させて考えてやってるわけですから

親は それをあたたかく見守って欲しいですね。

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