9月9日 威張っていて好きじゃない子と遊ぶ娘

今週も、番組をお聴きいただき

ありがとうございました。

今週は、ラジオネーム イニシャルN・Eさん からの

ご相談でした・・・

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小学校2年の娘のことでご相談です。

幼稚園の年長のころから同じクラスだった子(Aちゃん)と

一緒にスイミングや習字教室に通っています。

しかしAちゃんは前から自分の言いなりになるように

みんなに対して威張る子だったようで、

うちの子はあまり好きではなかったようです。

Aちゃんが「遊ぼう」と言っても、うちの子は遊びたがりません。

かと言って、習い事を変えようかと話すと、一緒がいいと大騒ぎします。

Aちゃんに対して、自分の気持ちを言いにくいらしく

黙りこんでしまいます。

また、前から仲良しだったBちゃんと3人同じクラスで、

どうも2対1になりやすく、娘は悩んでいるようです。

複雑なだけにどうしたらいいのかわからず悩んでしまいます。

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安藤先生からのアドバイスです♪

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これは、結論から言いますと、

お母さんが悩むことではないですね。

お母さんが悩んでもどうにもならないことだと思います。

子供とはいえ、大人でも一緒です。

人間は色んな感情が葛藤しながら悩みながら

答えを見つけてことなので、逆に言うと

お母さんだからできること、例えば、家で娘さんに対して

一生懸命愛情を注ぐとか、土台となることをするだけであって、

こういう一歩外に出た娘さんのいろいろっていうのは

お母さんが悩んだとしても、 娘さんの中で

折り合いをつけてくことなので、

お母さんが悩むことではないです。

ここに出てくるAちゃんっていう子は

強い子のように見受けられますが...

娘さんは、自分はその強い人に対し歯向かってこと言うか

向き合っていくほど自分は強くないと思っているようですね。

「そんなに嫌なら離れればいいじゃない」

「でも離れたら不安だし」・・・と言う話なら、

離れても不安じゃないように、自分で夢中になることを

みつけていって、もうちAちゃんとは違うんだっていう風に

持ってくとか、

何か他のことで自分の目標を定めて、

そこに向かって毎日を過ごすていう中で、

本人そのものの性格が変わっていくかもしれません。

そういう風に何かしら変化があれば、自然と、

このAちゃんを必要としなくなります。

それは成長の過程ですし心境の変化が生まれると思います。

夢中になるものを見つけるためには、

お母さんは、環境を整えてあげるとか、そういうことは

できるかもしれませんね。

お子さんの事には、お母さんは介入しない方がいいです。

介入して変えられるものでもないですし、

介入していい結果がえられるとも思えないです。

あくまで本人の中の人間関係で、

非常にデリケートな部分もありますし

嫌いだけど一緒にいたい、 仲良しな子があっちに取られた...

よくあることですよね。

そこに第三者が入って、自分の子だけが

嫌な思いをしないようにしないようにと言ったところで、

それが一番良い策だとは思いません...。

一つ言えることは、「受け身」なんですね。

自己主張をしてくれる人が近くにいた方が楽でいいというか、

ついていけばいいと言うか、安心でいいというか・・・

受け身なんですよね。

それをなくすには、家庭の中であれば、たとえば、

「ご飯何食べたい?」って聞いて、

「これ食べたい」とか、そういった自分の意見を言わせる場面を

作る、増やすことです。

自分の気持ちを言うだけで、家庭の中で自分の決めたことを

ちゃんと自分で言葉にする、そういうことを繰り返すことは

重要です。

そうやって、受け身じゃなくて自分で選んで

自分で進むんだっていうことですね。

いろんなものがあって「これにしたら?」って

「うん」って言うだけじゃなくて、

本人が気持ちを言う、希望を言う、

そういう場面を作っていくことで、

本人の内面が変わってきます。

そうすると、他の場所、幼稚園や学校、

いろんな場所でも、「人を待つ」んじゃなくて

自分が言っていう癖がついてくるので

人間関係も変わると思いますよ。

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