4月14日 言い方がキツイ姪っ子

今週も、番組をお聴きいただき

ありがとうございました。

今週は、匿名希望 さん からのご相談でした・・・

******************************

3歳の娘と同い年の姪っ子(義姉の子)のAちゃんは

言い方がきついのが気になります。

近所に住んでいて保育園も同じ。ほぼ毎日顔を合わせます。

例えば、主人のお母さんが娘と買い物に行く時、Aちゃんが来たので

Aちゃんもいく?」と聞くと、「やった!Aちゃんおばあちゃんとお買い物!

Bちゃん(娘のこと)は行けないよ~」とわざわざ言いに来たり、

何かやろうとすると「Bちゃんはダメ!」と言ったり、

Aちゃーん!」と手を振ってもプイっと無視されたり。

娘が不憫で私が泣きそうでした。でも娘は平気な顔。慣れているようです。

仲良く遊ぶ時もありますが・・・。

人を孤立させるような拒絶するような言い方が気になってしまい、

イラッとしてしまうのです。3歳ってこんなものでしょうか。

注意するのも気が引けるし、どういう心持ちでいればいいのか

・・・アドバイスいただけますか。よろしくお願いします。

******************************

安藤先生からのアドバイスです♪

******************************

姪っ子さん・・・ 身内ですよね。

子供にそういう風に言われるから、なんだかな...と思うんですけど

「身内だから みんな仲良く」 っていうような 理想像 っていうのを

描くかもしれませんが、

その方がいい っていう気持ちも分かりますが

でも いろんな子がいるので、いろんな人がいるので、

一言で言うと・・・距離を置いた方がいいと思いますね。


距離を置くというのは

仲間はずれにされたから仲間はずれにするというのではなくて

姪っ子なんだから、とにかくめちゃくちゃ仲良くいて、

分かり合っていろんな気持ちを分かち合って仲良くいて、

そしてまるで親友のようにとか、身内同士の結束を固めてとか、

いろいろと理想像はあるかもしれませんが

それはそうなればいいですけど)・・・。



A ちゃんのことを悪く言うわけじゃないですけれども、

この子は今 こういう状態なわけなので、それをどうこうするとか、

そのことについてイラッとしたりとか、なんでこの子は

今 こういう状態なんだとか、何でうちの B ちゃんに対して

こういう態度をとるんだとか 、

どんどんどんどんのめり込んで、はまり込んで考えても たぶん苦しいだけです。


A ちゃんは別に何も 悪気はなく、今 たまたま こういう状態なんですね。

だから距離をとればいいと思います。



いつか Aちゃんがどっかのタイミングで変わってくる時もありますし、

もう一つ言えることは、

お母さんが、自分のお子さんと同化しすぎてるとこもあるでしょう。

お子さんはケロッとしてるのに、お母さんがなんか泣きそうになるとか。

多分最初に理想像があるからだと思うんです。

自分の子供と姪っ子ちゃんがとても仲良くして、その 姿が思い浮かんで・・。

でも、なんでそうならないんだろう?どうしてどうしてどうして?

って思うと辛くなるみたいな。。。。

お子さんは結構 ケロッとしてるわけですから、うまく距離取りながら、

でもいい時は一緒に遊びながら、いい意味で割り切って、

いい意味で距離をとって、感情の中にははまらないほうがいいですね。



お子さんは意外とペースを守りながら気にされていないのは、

多分 子供さんはまだ子供なんで、親戚とはこういう付き合いが理想だ

という理想がないんだと思います。

だけど親は、「あの親戚とはこういう関係であるのが理想だ」

「身内とは こういう関係がいい」という理想があるからこそ

なんでそうならないの っていうことに対して、今 イラつきもあるし、

できることなら注意して相手の態度も変えたいなと思うし 。。。



でもお子さんは最初にその理想が設定されてないので

相手の態度を変えたいと思わないし、

それならそれで そのように付き合うしかないなって

思ってるんだと思うんですよね。


答えとすれば 、このお子さんの処し方が結構 答え かなと思っています。


やがてAちゃんも、時期が来たら、Aちゃんとして考えて、

自分の態度を変えていくときはあると思いますしね。



身内だから、どうにかこうであって欲しい、だからそれを変えに行く 、

そう思えば思うほど、悩みが深くなります。

そのループに入らないように切り替えてみてはいかがでしょうか。

****************************

安藤先生へのご相談は

メールフォームから お気軽にお寄せくださいね!