9月1日 ノートの文字が乱雑な小4の息子

今週も、番組をお聴きいただき

ありがとうございました。

今週は、WHITE さん からのご相談でした・・・

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安藤先生、こんにちは。

小学校4年生の息子のことなんですが・・・

学習ノートを見ると,文字が乱雑で形が整っていません。

消しゴムを使う回数も多く,あまり上手に消せていないので、

書き直す前の文字が残ったままその上に書いています。

本人は気にならないらしく,書き直しさせられることを嫌がります。

落ち着きのない子というのでもないのですが・・・。

家ではどういう指導をすればいいですか?

教えてください。よろしくお願いいたします。

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安藤先生からのアドバイスです♪

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男の子 女の子 というわけじゃないんですけれども、

比較的、男の子に多いのは、消しゴムを使うんですけれども、

あまり上手に消せていない。 簡単に言うと、最後まできれいに消すということが

面倒くさいとか、先に行きたいとか、

まあそういうような気持ちだと思います。



これを直そうと思うと、「消しゴムで 最後まできっちりと消えるまで 消そう」とか

そこじゃなくて 、もっと日常の普段のことですね。

例えば、ご飯を食べました。ごちそうさま。立ち上がったら、椅子を元に戻す。

・・・とかです。

「ただいま」って帰ってきて、次の作業としたら、

まずは「靴を揃える」っていうことです。

トイレを出たらしっかりと電気を消すとかもそうです。

日頃の一つ一つを、次に次にと行く前に、

まず1つ 自分が行動したことに対しての始末をつけるとか、

そういった ことっていうのは、1日の中で何回もありますからね。

たくさん その場面が訪れますから、そういうところで注意をしていくというか

癖付けていく 習慣にしていくことですね 。

または、親子で色んな話をしたり、そういうような場面ももしあったとしたら、

まずは人の話をしっかりと聞いて、「今どういうこと言ったか

ちょっと教えてみて」 っていう風に確認をしたり。

最後まで聞くっていうことを 癖付けるために、とにかく

日常の暮らしの中で意識をしていく そういうことが まず 重要ですね。



その後が、結局、消しゴムを使うことであったり、学習ノート であったり、

書く文字であったり、

そういったところが その次の順番にやってくるので、

まずは 日常生活 の 今 言ったようなことから、 普段のことから、

気をつけていただくといいと思います。 これは 習慣づけですね。



動作に関わることを言いましたけれども、もっと基本的な話をしますと。。。



全体として「ゆっくり動く」ってことですね。

次から次へと慌てて忙しいとか色々あると思いますけども、

ばたばたと 全体が動くと、ばたばたとした空気感になります。

全体をゆったりとした空気感にしてく、そのために重要なことは、

歩くスピードであったり、物事の動作を一つ一つ 、

少し 意識して ゆっくり目に動く。

ゆっくり動くと心もゆっくり流れますから、

わざと あえて ゆっくり動く っていうことで、

椅子を引く 靴を揃える 電気を消す 話を聞く・・・こういったことが

よりやりやすくなると思います。



もう一つはやっぱり、「ながら作業」はしないことです。

テレビをつけながらご飯を食べるとか、「なんとかをしながら なんとかする」

という その流れ作業。この ながら作業っていうのをなるべくなら

避けるといいと思います。

一つのことをしっかり終わらしてから次をする。

今やってることが終わるか終わらないかの前に

もう次のことをしだすのは、さつきの「消しゴム」と一緒です。

しっかり消せてもないのに、もう次の文字を書き始める、 こういうことになります。

テレビをつけながらのご飯とか、ご飯なのか テレビなのか

どちらかよくわからない。集中が散漫になっている、とか

そういった事っていうのを少なくしていきましょう。



「ゆっくり動く」「 〜ながら っていう作業をなるべく 減らす」。

そういったところから、学習ノート や文字に繋がってくると思いますね。




やっぱり子供って、根本的に褒められたことは 繰り返します。

消しゴムをしっかりと消し切れてもないのに

次の文字を書いていくのは、もしかしたら、

かつてすごく早くできたことを褒められたとか、よく早くできたね って言われて、

もう1回 褒められようと思うと早くやる必要があるわけです。

だから早く早く書こうとする。

となると、裏を取ればですね

しっかりと 消せて綺麗にかけたら、今度はそれを褒める。

「ゆっくりでもそれができたってことがすごいね」

「綺麗にできたってことがすごいね」って

この褒める部分を変えていく。

すると、「もっと頑張ろう」となります。



「できてないこと叱り」もありますけど、

「できたこと褒める」の方が、

スピードは早いでしょう。

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