今週も、番組をお聴きいただき
ありがとうございました。
今週は、お名前なし さん からのご相談でした・・・
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最近、ちょっとしたことで、小学生の子供(1年、3年)に
怒鳴ってしまいます。時々ひどいことも言ってしまいます。
怒鳴ってしまったあとは後悔や自己嫌悪で苦しいです。
子供へ怒りをぶつけることは良くないことだという認識はあるのですが、
どうすれば怒りをコントロール出来ますか?
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安藤先生からのアドバイスです♪
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「怒鳴ってしまった後は、後悔、自己嫌悪で苦しいです」ということなので、
お子さんに対する愛情もたっぷりあるでしょうし、
お優しい気持ちもたくさん持ってる方だと思います。
「やつあたり」は、言葉は悪いですけれども
小学生のお子さんの行動などが、自分の中には身に余って
言ってしまうんでしょう けれども、
そもそも、自分がとても機嫌が良くてとても調子が良ければ
同じようにひどいことを言うだろうかって言うと、
その目に余ることも、そこまでひょっとするとは思わないかもしれませんよね。
まず自分がそこまで機嫌が良くない状態にあると思った時に、
一体 自分は何に不機嫌なのか、自分が満たされてない部分、
何に不機嫌なのか っていうのを 書き出してみるとよいと思います。
お子さんの行動などとは別で、1回、何に不機嫌なのかを 書き出してみる。
そして その1つ1つに対して、その不機嫌を解消するためには
どういう風に解決していくことがいいんだろうかというのを
さらにその横に書いてみる。
怒るとか不機嫌 っていうのは、不満とか不安があるわけですけど、
では何が不満なのか、もっと言えば何が不安なのか、それを 書き出してみる。
それを解消するためには どういう風なことで解消していけるのか、
それもその横に書いて行ってみる。
たくさんあるかもしれません。
けれども 一つ一つできることから それをやり始めようとしてみる。
すぐに色々解決しないかもしれませんが、そういうことによって、
子供の問題と、そして元々あった 自分の中の心の問題とっていうのは
少しは 切り分けることはできると思います。
このお母さんのだけじゃなくて、
これはもう誰しも みんなに言えることです。
何か自分にとって面白くないこととか良くないことと思えるようなことがあって、
不満や不安になって、そして 不機嫌になってそうすると
どうしても人への当たりが厳しくなって、目の前の人に
さほど問題はないにもかからず 、どうしても自分が機嫌よくなれない 。
その場合は目の前の人の問題というよりは、 一度そこと 切り離し
書き出すってことですね 。
そして はっきりさしてみる。
そしてその一つ一つの解決を書いてみる。
自分自身で自分自身の この心の中のざわざ を
どうにかしようということに、ちょっと見る視点を変えてみる。
そういうことによって、子供さんにぶつけていくということは
なくなる、そういうふうに思います。
一方で、自分の心に余裕がある時、
ご自身が小学校の時とか、子供の頃のアルバムを眺めてみる、
これもひとつの方法です。
親との思い出、家族との思い出、
いろんな 周りの人たちとの思い出のアルバムが残ってれば
そういうのに目を通してみてください。
そうすると、
きっと良い思い出もあると思います。
その時の自分の、子供ながらの感情も、多少なりとも 蘇るかもしれません。
あの頃こう思ってたな、自分はこういうところは嬉しかったけど
こういうところは悲しかったな、 とか
その感情を味わってみるということです。
その感情を味わってみると
子供ながらに一生懸命生きていたあの頃の自分が蘇ってきます。
そういうことを感じてみるというのは一つ 重要です。
そしてもう1つは、その感情を味わった時に、その頃の昔話を
ご自身の親と話せる機会があるならば 話をしてみるとか、
そうやって過去の自分を、少し生き生きとした思い出として
自分の中で感じてみる。
あの頃自分なりに 一生懸命やってたな...
そういうことを感じるということは重要です。
いったい自分は、そもそも何に不機嫌なのか っていう風に考えたり、
また別に余裕のある時に、自分の子供の頃のアルバムを眺めて
自分が、お子さんと同じ年齢の頃どうだったかな、
幼児の頃どうだったかな。
家族との思い出 親との思い出、いろんなことあった、いいこともあった、
悲しかったこともあった・・・
でも いろんな感情をひしひしと感じて受け止めて、
自分なりには一生懸命やってたな、そういえば、 っていうのを感じてみる。
そのように一度視点をずらして、そういう思いに浸るということは、
少し心に余裕ができて重要なことだと思いますね。
人間 なんで、生きてれば、プラスの感情もあったりマイナスの感情もあったり、
いろんな感情で、今 渦巻きながら また1日を過ごして、
毎日 その繰り返したと思います。
そんな中で、
プラスの感情を それに負けないぐらい たくさん感じることも重要です。
たとえば、
毎日 過ごしていれば、いろんな「ありがとう」ってあると思いますね。
ただただ空がきれいでありがとう、とか
緑がきれいでありがとう、 もあるかもしれません。
「~してもらってありがとう」など、
日々の中で ありがとうを探していくと、自分の姿勢ができます。
「ありがとう」を探そうという姿勢があって、
「ありがとう」と感じて、「ありがとう」と書いていく。
それだけでもその時の自分をプラスの感情に触れてますね。
プラスの感情に触れることを増やしていく、それはありがとうと感じる時を
増やしていくことです。
そのためにも、「ありがとう」を五つ書こう六つ書こう
・・・ということですね。
習慣にしていく っていうのも 一つだと思います。
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