1月5日 宿題の〇つけ、直してから〇でもOK?

みなさま!あけましておめでとうございます!

今年もよろしくお願いいたします♪

今週も、番組をお聴きいただき

ありがとうございました。

さて、今年最初のお便りは、ラジオネーム  たっちゃんママ さん からの

ご相談でした・・・

******************************

安藤先生!

小学校1年生の息子の宿題の〇つけのことで教えてください。

〇に関しては迷わずつけられるのですが、間違っている所に×をつけようとすると、

息子に「直すから×つけないで!」と言われます。

本当は×なのに、直して〇をつけて、全問正解で提出して良いものか悩んでしまいます。

あと、算数で間違いをやり直すときに、自分達が習ってきたやり方と違うので

教え方がわからないときもあります。どうしたらいいですか?先生、お願いします。

******************************

安藤先生からのアドバイスです♪

******************************

一般的には、小学校1年生なので、 やっぱり「気持ち」とか「やる気」 っていうのを

「前向きに直すんだから」というその気持ちを大切にしてあげた方がいいと思うので、

結論的には、

「その方がもし 頑張れるなら、じゃあ あの お母さんは バツつけないでおくね」

っていうことで全然いいんじゃないかなという風にも思います。
 

練習に関しては「バツをつけないで。自分が何とか直すんだから。丸がつくまでやるから、

最後にちゃんと 丸をして」っていう風な気持ちを大切に 汲み取ってあげればいいと思います。

ただ、お母さんはそうしてあげるけど、

テストの場合は、◯は◯、✕は✕になるんだよ、と伝えればいいのではないかと思います。


もし、学校の先生のほうで、回答があってるのかあってないのかを

正しく 把握したいと言うなら、バツじゃ ない、何か その代わりになる印を

つければいいと思います。

最初からバッテンをつけることによって お子さんの気持ちが下がるならば

別に必ず不正解はバツっていう決まりがあるわけではないので、

「もう1回 頑張ろう」マークをつけるとか、そのほうが本人ががんばれるなら

それでいいと思います。


「自分たちが習ってきた やり方と違うので」・・・確かにそうですね。

お母さん達が教わってきた やり方と、今の子供たちが教わってる やり方が違う所って

たくさんあります。

その時は、お母さんは こう 習ったっていうことで無理やりそこを押し付けることもなく、

まだ小学校1年生なので、「こういうやり方でやってるのね」っていうことを

親の方が 改めて インプットし直して、子供が混乱しないように、

今 教わってるようなやり方を、自分たちはこうだったんだっていうのは一旦 横に置いといて、

今のやり方っていうのを親御さんがよく理解して、それで自分の中で分かりやすい言葉に変えて

教えてあげればいいんじゃないでしょうか。

とにかく お子さんは横で見ていて欲しい、 頑張る自分を褒めて欲しい、

そういう気持ちだと思うので、無理やり前のやり方とか教えようとするじゃなくて、

見守るだけでいいのです。



子供達の可能性を本当に大切に考える時に、

どうしても今の教育って、「評価」がついてくるんですよね 。

そして子供たちもその悪い評価をされることを恐れて、「悪い評価をされないように頑張る」

みたいにそうなっていくわけですよね 。

そういうような図式になるべくもっていきたくないですよね。

「褒められたいから頑張る」とか「見守ってもらってるから頑張る」とか、

まだまだそういう年齢なので、 プロセスを褒めるということですね 。

仮に間違ってても、何度でもチャレンジしてることを褒めたりとか、

横で ニコニコ と 見守ってるとか、

能力を上げるとかの前に、「気持ちを上げる」っていうことですかね。

そうすると やっぱり、本人自身が能力を上げに行く っていう気持ちになっていくと

思います。

****************************

安藤先生へのご相談は

メールフォームから お気軽にお寄せくださいね!