今週も、番組をお聴きいただき
ありがとうございました。
最後に安藤先生からのお知らせもありますよ!
さて、今週は、高校生男子です! さん からの
ご相談でした・・・
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私立大の受験対策(世界史)のことで相談します。
志望校の過去問をとことん昔まで遡って解いていくのと、
過去問+同じようなレベルの他大学の過去問を解くのでは
どちらが良いですか?(4月から高3)
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安藤先生からのアドバイスです♪
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4月から 3年生というと、これから受験に向けてやっていくわけですけれども、
まずはもっと広く 色々と、問題集などで幅広く勉強することが重要かと思います。
その上で、夏ぐらいから 過去問をどんどんやってくことになろうかと
思うんですけども、まず私立大学を受ける場合、
その大学のどの辺をとくに出してくるかっていうような特徴がありますので、
その大学の過去問をとことん 遡ってというのはもちろん、
必ずやるべきだと思います。
大学 大学によって それぞれに この辺を特に強く出してくるとか
傾向がありますから、そういうような意味で傾向を把握するためにも
その受ける大学の過去問も どんどん 遡ってやることは重要です。
とはいえ、傾向が偏ったものをずっとやっていても、
少し傾向が変わったらじゃあどうするのか、というのがありますので、
まずは幅広く他の大学の同じようなレベルの問題も解いて、
色々と解きながら、やがてはその自分の志望校のところをしっかりとやる
ということなので、どちらかというわけではありませんが
直前になってとにかくやりきるのは、その志望校の過去問題だと思います。
でも今は、そのどちらを解くことが正解かということにとらわれるのではなくて、
世界史はとにかく知識の科目ですから、幅広く とにかく知識をどんどん と
吸収していくという時期でしょうね。
でやがて 過去問のレベルになったら、まずは 志望校の過去問を少しやってみる、
1年 2年 さかのぼってやってみる、そしてそのあとは、
同じ大学の過去問をするというより、色々とやってみて、同じレベルもやってみて、
そしてもう一度志望校の過去問をやってみる...
そういうふうにバランスをとってやってみるのがいいと思います。
それで・・・今 こうした方がいいんじゃないかということは申し上げましたが...
大学受験で大事なことは、自分自身の胸に手を当てながら、
自分自身に聞きながら進めていくということなんですね。
したがって「誰々がこっちが正解だ」と言ったからそっちをやる、ということだと、
ちょっと弱くて、「自分の中ですごくためになってるな」っていう
手応えを感じてみたりとか、今 これで重要な やり方になってるかな っていうことを
自分自身でこう感じていくってことですね。
「感じていく」っていう勉強を大切にしながら、 細かな 軌道修正をしていく
・・重要なことは、そういう力です。
だから、自分自身が 手応えを感じてなかったり、
自分自身が前に進んでいる感覚もないままに、
誰かが言ったことをやっていくと、そこを信じてやっていくのではなくて、
もっとやってく中で自分自身が「もっと行ける まだまだいける」と思ったら
それをどんどんやればいいし、
あるやり方がすごくハマってると思ったらそれをどんどんやればいい し。
自分自身の感覚を大切にして、自分自身に、「これで今 意味があるだろうか。
ちゃんとゴールに近づいてるだろうか 」っていう 手応えを感覚として感じながら、
「感じられる勉強」をしていく・・・
自分自身との対話をして自分自身のオリジナルの進み方で進んでいくと
こういう力が必要になりますね。
世界史のことのみならずの助言で言いますと、
誰かが言ったことをそのまま 言われた通り やるのではなくて、
自分自身で感じながら 軌道修正をしながらやっていくというところが
多分 本当の正解だと思います。
自分の感覚を大切にひていく、これが一番合格に近づくと思いますね。
今、世の中、受験に限らずですけれども、
うまくいく人はうまくいくように努力してます。
うまくいかない人は、言い方は厳しいかもしれませんが
なんか・・・変にうまくいかないように努力しているというか、
努力の方向ですね。
例えば、アメリカに行きたいって言いながら自転車を一生懸命こいでいる
...という 努力。
頑張っても自転車こいで アメリカに行くことはできないですよね。
従って、自分でそのゴールに近づいてるかどうか っていうのを
客観的に自分自身で自分自身を見つめてみるとこの作業が必要です。
そういう時間をしっかりと取って、うまくいくように努力をする、
誰かがこういったから、例えば「自転車を漕ぎなさいと言ったから
自転車こいでいる」じゃなくて、
自分は本当にこれでアメリカに行けるだろうかと、ゴールから逆算して、
今これは必ず近づいてることになってるだろうか、ということですね。
客観的に見つめ直しながら勉強していく、そこを大切にしていただくと
いいんじゃないかと思います。
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