4月26日 成績が良い子の親御さんに共通することは?

今週も、番組をお聴きいただき

ありがとうございました。

最後に安藤先生からのお知らせもありますよ!

さて、今週は、ゆゆママ さん からの

ご相談でした・・・

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学習塾をされてるということで、質問です。

成績が良い子の親御さんに共通していえることってあると思うのですが、

どんな親御さんですか教えてください。

うちは小学3年生(息子)と中学1年生(娘)なのですが、生活面、勉強で、

親としての接し方で注意する点などあれば教えてください。

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安藤先生からのアドバイスです♪

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「成績が良い子の親御さんに共通して言える事」・・・

いろんな見方があるので、あるようでないような、ないようであるような

...ですけれども、私も経験上で感じてることを申し上げます。


一つは、「勉強よりも大切なことがある」っていう意識を持っている

親御さんっていうのがあるかもしれませんね。

言葉としては言いませんけれども、時間を守るとか、

お箸の持ち方、鉛筆の持ち方、座る姿勢とか、

生活面での折り目節目と言うか、心の自立につながるようなところに

力を入れてらっしゃる方は、対して勉強のことは言ってないですが 、

勉強のことも、本人が前向きにやっていくし、

そして いい点が取れると本人もそのことで自信が深まって、

より一層 もっとやろうとする し、そういう時に「すごいね」 とか

褒めていくということですよね。



頑張っても何にも言わない親とか、できてないところを

「もっとこうしなくちゃ、もっとあぁしなくちゃ」と

勉強のことにどんどんどんどん口をはさんで行って、褒めるどころか

「ここが まだダメ、 あれが まだダメ」 っていう風になっていくと、

これは 逆の立場でもやる気って失われますよね。

「そういうことじゃだめ、 私の言う通り。 違う違う それはこっちだ あっちだ」

って言ってくると「もういいよ」 ってなりますからね。


ですから 逆に言うと それをしないってことですよね。

そういうことそういう風にいろいろ言うと、

言われる方は、子供でも 大人でも嫌になってきますよね 。

逆にやる気を出そうとすると、それを やらないってことですからね。

じゃあ何をするんですか?放置ですか?何も言わないんですか?

・・・そうじゃなくて、

生活面の折り目節目 っていうのをしっかりと言っていると、

勉強の結果にしろ 他のことにしろ、ある程度 しっかりした結果はついてくると

思います。


成績が良い子っていうのも、何を持って成績が良いか、それはテストの点でしょ

って言うかもしれません けれども、

その時のテストの点が良くても、だんだんとその年齢を重ねていくと、

どんどん力が発揮できなくなっていくお子さんと、

どんどん伸びていくお子さんがあって、

つまりは、機嫌がいい状態で成績がいいお子さんと、

成績はいいんだけどすごく機嫌の悪い状態のお子さんって やっぱりいるんです。

どちらかというと、やらされていて 強迫観念とか、

やらないとまずいとか叱られる、だからやるんだって言って、

すごく顔が暗かったり 疲弊していたり、それでもとりあえず

目先の点数は悪くはないとだけども、これから先も

学びが楽しくてどんどんとやっていくか って言うと、

もういい加減これは我慢であって 早く解放されたいとしか

思ってないわけです。



でも解放されたところで何をしていいかわからない・・・それが じゃあ

本人の幸せ かって言うと また違う考え方が出てきますよね。

一方で、機嫌のいい状態で成績が良いこと言うのは、別に勉強も含めて、

他のことも 前向きに自分の目の前に何か難しい状況があっても

工夫をして解決していくとか、努力をして何とかしていくとか、

そういうことが身についてくわけです。

大人になってもずっと自分の人生を切り開いていこうと思うと

そっち の力で とても大事ですよね。

そうすると 今の状態が機嫌の良い状態で、

成績が良いということが良い状態なわけです。



そうするとその機嫌のいい状態をどうやって作るかっていうと、

やはりまずは家庭の中が機嫌がいいってことですね。

笑顔が溢れているということ、人を責めずに受け止めていく ってこと。

人の話を ゆっくり聞いたり、人に寄り添ったり、目を見て話したり、

褒めたり、認めたり、許していったり・・・ということです。

そういう中で、暖かい空気感の中で、自分は大丈夫だっていう根っこが育って、

根っこが育つから 幹は 枝も育てていくわけですよね。

幹や枝というのは、「やり方・解き方」なんですけれども、

まずは根っこを育てる、今この家庭の中を ご相談も頂いてると思うので、

そこはまねっこに近いところなので、機嫌をよく、

明るい家庭を作っていくということが、

その後の幹や枝に繋がるのだと思います。

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