今週も、番組をお聴きいただき
ありがとうございました。
さて、今週は、モモちゃんのママ さん からの
ご相談でした・・・
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4歳の娘がいます。先回りして子どもの行動に意見してしまう自分。
どうしたらいいのか、悩んでいます。
例えば最近のことですが、パン屋さんでパンを選ぶのにどの味がいいか聞いたら、
娘はイチジク入りのパンを選びました。でもイチジクって結構クセがあるから、
あとで美味しくないと言うと思い、「いやいやこれ、イチジクだから。
いちごジャムの方が良いと思うよ」って言っちゃいました。そしたら子どもは、
「じゃあいちごにする」って言って。
こういうことがよくあって。娘が「これが良い!」と思うものを選んで、
失敗してもそれを受け入れるという経験を奪ってしまったといつも反省します。
「ママがこう言うから」とか「ママがこうしたら喜ぶからこっちを選ぼう」
という傾向も見られます。
私は幼い頃から、"こうでなきゃ主義"みたいなところがあります。この考え方の
癖を直したいです。アドバイスいただきたいです。よろしくお願いいたします。
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安藤先生からのアドバイスです♪
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メールからして、ほぼ、解決したようなもんですね。
というのは、「癖」っていうことですけれども、
「癖」っていうのは、もう気づいているのなら、9割 解決したようなもんです。
「癖」っていうのは気づかないから 何気にずっとやってしまうものが癖であって、
気づけば 意識をすればいいわけなので、自分にはこういう 癖があると
それに気づけばもう 9割 解決したようなものです。
あとはまあそれを、自分が意識して継続していくという意志の力ですね。
そこに気づかれたなら、あとは意識をしてそれを継続していく意志、
そういうことになるんですけれども。。。
お母さんが娘さんにそういう風に、「良くなってほしい」とか
「いい思いをしてほしい」とか「喜んで欲しい」というような
本当にそれはよく分かります。
だからこそ 「こっちの方がいいんじゃないの?あっちのがいいんじゃないの?」
っていうようなことになるんでしょうね。
そういう気持ちもあるし、だけどやりすぎてしまう癖もあるし、
あとはそこを自分でやりすぎ防止とやりすぎはダメだな って意識をして
継続していく強い意志を持つと良いと思います。
イチジクを選ぶ 娘さんに、「イチゴジャムの方が良いと思うよ」
そういう話がありましたが・・・
娘さんに伝える時は、
4歳だから「いちじくって少し変わった味がするよ。
それでも大丈夫?」ってそういう言い方でしょうね。
例えばなんか ものすごく辛いものを選ぼうとしたら、
「それってとても辛いよ。でも大丈夫なの?」と。
それは親として言っていいと思うんですよね。
「イチジクはこういう味がするよ。それで大丈夫なの?」で、
最後は本人が決めるんです。
だけど今回の どうしても言ってしまう 言い方 っていうのは
「こっちはこうだからこっちにした方がいいよ。こっちを選びなさい」
これは、本当の言葉の強さのレベルの話なんですけれども、
本人に最後 選ばせるというよりも、これだと、
「もうお母さんが選ぶからそっちの道についておいで」
みたいになっちゃいますよね。
言い方を少し気をつけて、お子さんに選ばせるチャンスを与える言い方をすれば
いいのです。
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