6月14日 子どもの「こうしたい」どこまで尊重する?

今週も、番組をお聴きいただき

ありがとうございました。

さて、今週は、ハナミズキ さん からの

ご相談でした・・・

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小学5年生の息子のことですが・・・・・

子どもの"こうしたい"をどこまで尊重するのか難しいです。

*「友達と宿題をしたい」と言うのでOKしました。

  しかし、集中せずふざけあって時間だけが過ぎていました。

  しかも、宿題も間違いだらけ。

*親が留守中に友達を呼びたいと言うので許したら、溜まり場になってしまい

  家も散らかり放題になりました。おまけに片付けせずに友達は帰り、

  子どもを叱って片付けさせました(毎回私も片付ける)。


*友達と遊びたいからと、学校から帰宅後すぐ出かけました。

  結局、帰りが遅くなり、宿題が夜遅くまでかかってしまった。

遊びたい気持ちもわかるし友達も大事だから許したのだけど、

結局こうなります。しかも予測不能な結末が多いです。

「~したい」と言われたとき、どうしたらよいでしょう。安藤先生お願いします!

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安藤先生からのアドバイスです♪

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一言で言うと、「責任を持つ」ということです。

「責任という名のゴールが 設定されてないってことですね。

もう自由を求める年齢です。小学校5年生 6年生 中学生で、

ますます これから 自由をくれと、自由を求める年齢になってくるでしょう。

しかし、 自由の片一方には、必ず「責任」っていうのがありますね。

だから「自由を求める」ということは、こちらも、「責任を求める」

ということなんですね。

友達と宿題をしたいけれども ふざけあって時間が過ぎていて

宿題も間違えた・・・・つまりは集中してやれてないということですよね。

じゃあこれ「友達と宿題したい」っていう自由を、

宿題のやり方、誰とするかっていう自由を求めれば、

だとしたらちゃんと集中して宿題を終わらしてから一緒に遊ぶ とか、

ちゃんと宿題が間違いだらけだったりとかっていうような、

結局最終的にそういうことだったとしたら O K はできないよね ?

という風に、言うのです。

友達と宿題することがダメなんじゃなくて、きちんと宿題をやるならば

友達と やることもいいけれども、きちんとやれてないっていうことがわかったら、

ごめんだけども それはなし ね、と。

責任を果たせるなら自由はあるけど、責任が果たせなかったら

自由は無しです、と言っておくのです。 


親が留守中に友達を呼びたい・・・しかし、たまり場になって

散らかり放題。・・・これも、「最後は必ずきちんと 片付けてね」とか

「お母さんがいる時はちゃんと挨拶して入ってきて挨拶して帰ってね」とか、

これを果たせるならば、あなたの言うその自由は認めましょう、ということです。

しかしその責任が果たせないならその自由はありません、ということですね。

友達と遊びたいから 学校から帰宅後すぐ出かけて・・・これも、

出かけるなら何時までに帰ってきてね。そうじゃないと

このあいだも宿題 終わらなかったでしょう?だから 時間は何時です とか

決めておきましょう。

友達と遊ぶのがダメと言ってるのではなくて、それをするなら

これを必ず。自由を求めるならこちらも責任は求めますよ、というのは、

大人になっても 社会に出ても全部そうですよね。

責任も果たさず10だけを求めても、そういうわけにはいきません。

小学校高学年は、自由を求める年齢であり、これから益々

自由を求めて言ってくるでしょう。

だからこそ 「責任」という名のゴールを常に設定しながら導いていただくと

いいんじゃないでしょうか。

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