11月8日 容姿を気にし始めた小4の娘

今週も、番組をお聴きいただき

ありがとうございました。

今週は、Aya さん からの

ご相談でした・・・

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小学4年生の娘が、最近、容姿を気にするようになりました。

私が少しふっくらしているので、遺伝するかもと気にしているかもしれません。

実は私もそうでした。

今は親から見て全く太っていないのですが、「脚が太い」「太っている」と

一日中見た目を気にしています。

「気に気にすることないよ。とてもかわいくて素敵だよ」と伝えていますが、

あまり響いていないようだし、私も複雑な気持ちです。

経験してきたことではありますが、本当に寄り添える言葉がみつかりません。

自分を大切に、のびのびと育ってほしいのですが、

どのように声がけしてあげるのがいいでしょうか。

アドバイスいただきたいです。よろしくお願いします。

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安藤先生からのアドバイスです♪

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小学校4年生っていうのは、自我がしっかりしてきますから

親の言葉より、親じゃない 周りの人の言葉の方が影響を受けてしまったり、

社会的に色々と、自分っていうのを認識し始める時ですから、

友達であったり 知り合いであったり、いろんな人からの言葉の方を

気にしてしまうのです。


だとすると、「最近すごく気にするようになってきた」っていうのは

どなたかが娘さんに対して何かを発言したのかもしれませんね 。

それを気にして、「そうなんだ」と、思い込んでる。

そこに対して親が「いやいやそんなことない」って言ったものの、

年齢的には、親の言葉より、外の人の言葉の方が気になるっていう 年齢なので、

「そんなことないよ。気にすることない。とても可愛くて素敵だよ」

って言っても、

そういう言葉は重要だし、ぜひぜひ言ってあげて欲しいんですけれども、

親御さん以外の誰か、家族じゃない方、家族でもいいですけども、

いろんな人に

「そんなことないよ。気にすることない。とても可愛くて素敵だよ」

と言ってもらうように

環境を作っていくというのも、1つは重要だな っていうふうに思います。



親としては、やっぱり娘さんとともに生きていくというか、

健康であって、健やかに成長してくっていうのを見守る存在ではあるわけですから、

「太い」とか「太くない」じゃなくて、

常に「健康的に育ってね」っていうメッセージは

それはいつも伝えればいいと思いますね。

外の人の意見にどんどんどんどんと振り回されて、

極端なことになってもいけませんし、

親としては健康的に育ってほしいんだと、そのメッセージを

ずっと伝えてください。

もちろん第三者の誰かからでもいいと思いますね。



もう一つは、お母さんが「実は私もそうでした」と

ご相談いただいてるわけなんですけれども、だとしたらお母さんは

かつて自分がどんな風にそういったことに対して直面して、

どんな風な感情を持ちながら、どういう風にそれを超えて行ったのか

乗り越えていたのか、そういうことを娘さんに語っていくといいと思います。

これはこれでで、お母さんが自分の心の中を全てオープンにして、

娘さんに話していく っていうのは、とても娘さんの心にも 刻まれることですし、

とても意味があることだと思いますね。


小手先の、っていうわけじゃないですけれども、

そういう どっかの誰かから「そんなことないよ」 って言ってもらう環境作りも

大事なんですが、根本的な 根っこの部分は

お母さんがかつては 自分はどうだったか、どういう風に感じて

どういう風にそれを乗り越えてきたか、

そういうことを含めて娘さんとじっくりゆっくりと語らうと

娘さんの気持ちを否定するんじゃなくて

娘さんの気持ちも「わかるよ、そうだよね。お母さんの場合はこうだった」とか

「こういう風に思うようにしてきた」とか、

「でも今はとても幸せなんだ」とか、

そういうの全てですね、つまりそれはありのままで肯定できて

ありのままで幸せを感じられた、そんな話も含めて

じっくりゆっくり、見た目のみならず、その時の気持ちの変化も含めて、

オープンに話をするということも大変重要だと思います。

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