今週も、番組をお聴きいただき
ありがとうございました。
今週は、匿名希望 さん からの
ご相談でした・・・
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安藤先生、こんにちは。高校2年生の娘のことなのですが・・・
2年生になってすぐくらいから、同級生の彼氏ができたようです。
でも、何も話してくれないし、休みの日に帰りが遅くなると
気になってしまいます。
節度のある付き合いをしてほしいけれど、うるさく言うと反発されそうだし、
年頃の女の子の母として、どのように関わっていけばよいでしょうか?
あと、家庭内でオープンな対話ができるようにするには
どうしたらいいでしょう?どうぞよろしくお願い致します。
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安藤先生からのアドバイスです♪
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お母さんとしては色々な心配事があろうかと思います.
しかし、心配っていうのは 頭の中で思ってるだけだと
いろんなことを色々心配しすぎてまとまらなくて、「色々」で
いっぱいになってしまったり しがちです。
したがって 1度 紙に書くといいと思います。
どういうことが心配で、何がこうであーで、と、紙に書いてみることですね。
その上で 一度本人と話をして、「お母さんとしては これが心配なんだ」と
いろんな心配事っていうのを一度紙に書いて、
お母さん自身が 整理して、そしてこのことが心配なんだと
それなりに書いて娘さんとゆっくりと話をする。
そしてその上で 娘さんとルールを決めるって事ですね。
あれこれと、その時の心がうつろうつろがままに
その都度その都度、その時々で色々なことを言うと
うるさく 反発されるかもしれません。お母さんの心配をずっと聞いてても
きりがないよ みたいなことを 娘さん思うかもしれませんね。
しかし、娘さんが責任を取れる範囲、娘さんが責任が取れない範囲 、
お母さんとしてここをどうしても責任をとらないといけないとか
どうしても ここは譲れない とか、心配事があるとかも含めて
いろんなルールをお互いが話し合って、きちんと説明をしながら
お互いで決める、合意をするわけです。
そのルールの中で、娘さんは娘さんなりの日々を送ると思いますし
お母さんはそのルールの範囲の中では娘さんを信頼するべきだと思いますね。
ですからまずは、そのいろんな心配事あるかと思いますが
それは 頭の中だけだと思うので、もう色々になってわけがわからなくなる。
だから紙に書いてみましょう。
そして、ルールを決めたとて、それでも
お母さんがもし気になって気になってしょうがない、そういうことがあるならば
それは、その「指」を相手に向けるんじゃなくて、
「指」を自分に向ける必要があるでしょう。
つまり なぜそこまで 自分は気になってしまうのか。
ある意味 必要以上に干渉してしまう自分は何なのか。
これは厳しいようですけれども、こういう時っていうのは
親も子から離れていく、大きな試練 分岐点ということかもしれませんね。
ルールを決めて、お互いが合意して、そしてその中で
子供を信じて行くんですけれども、それでも信じられなくて
どうしても干渉してしまうとするならば、
その「指」は相手に向けても、なかなか もう解決は難しいでしょうね。
その時は指を自分に向ける。
そして自分自身が自分自身の中で、何かしっかりと心を整えていく。
お子さんとの関係性を考えて変えていく、そのような時なのかもしれません。
そして 娘さんは高校2年生ですから、
2年生だからの責任の取れる範囲 、そしてまたそうじゃない範囲や
いろんなことっていうので、親としてどういうところがさすがに心配で
どういうところがそわそわして、どうしても親としてはこうであってほしい、
そして 娘さんもまたその親の気持ちをしっかりと受け止めて、
それ受け止められるような話し合いの場を作ることが大事です。
お互いの気持ちを受け止め 会える場をつくり、ルールを決めましょう。
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