12月5日 YouTube動画の影響で言葉遣いが...

今週も、番組をお聴きいただき

ありがとうございました。

今週は、ぬーママ さん からのご相談でした・・・

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5歳の息子のことなのですが、YouTube動画などの影響で乱暴な言葉

「頭わりー」とか「くそやな」とかを使ったり、

自分は通ってきていない道、初めての子育てで、なんと注意をしたらいいのか

悩んでます。本人は覚えたての言葉を軽い気持ちで使ってみたい年頃なのだとは

思うのですが、人を傷つける言葉なのでやめてほしいです。

大人の正論を何度か繰り返し冷静に伝えるも、効果がないようで改善されません。

(「うんち」とか「おしり」など下品な言葉でも人を傷つける言葉でないものは、

家の中でのみ、食事中以外ならOKとしています)

自分の対応は正しいのか自信がないので、アドバイスお願いします。

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安藤先生からのアドバイスです♪

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5歳の息子さんっていうことなので、正論とかで冷静に伝えて

理解を求めるとかではなくて、しつけということでまだいい年齢なんですね。

おそらく 9歳、 10歳ぐらいまでは、しつけということで

ダメなものはダメというようなところでいいんじゃないかなと思います。

ダメな理由を色々と言って、これが正論なんだとか正しいんだとかというよりも

ダメなものはダメっていうことです。

一つ 理由を言うとするならば、そういう言葉を聞いた人が

あまりよく思わない、むしろ 嫌に思う、だからダメなんだっていう理由を

はっきりして、例えば、「お片付けしなさい」とか「靴を揃えなさい」

「物を投げちゃダメですよ」とか、そういうことと同じように

ダメなものはダメというしつけですね。

これに関しては 程度強さや 厳しさが必要だと思います。

従って冷静に伝えるとかじゃなくて、「ダメって言ったでしょ」と

厳しくするっていうことも1つ 重要だと思います。


一方で YouTube などを見ることによって、そういう言葉が

生まれてくるとするならば、YouTube の視聴制限ですよね。

それを見るからそういう言葉を使い始めるのなら、やはり

YouTube を見るということを制限するということです。

もっと見たいとか言っても、そこでそういう言葉を覚えて使うんだったら

もう見ちゃダメということですね。

あまり使って欲しくない、親としても やめてほしい、これをしっかり

はっきりと言うってことです。

そういう言葉を使うんだったらもう YouTube は見せない。

そういうのを使ったら強く ダメっていうことを言い続けると

いうようなことかな という風に思います。

9歳ぐらいまでは、やはり その自我の芽生えというのが

まだ発育発達上です。実はまだそうは強くない。

10歳になってくると、自分の考えとかがしっかりとしてきますから、

正論とか話し合いとかしっかりと 相手が理解をするというようなプロセスも

必要になってくるかと思うんです。

まだ10歳になる前の9歳までは、やはり 親が絶対、というような年齢ですから

しつけるには 9歳ぐらいまでが非常に 年齢的に適してるわけです。

普通に、「挨拶をしなさい」とか「道を渡る時は左右首を振って

安全を確かめて」とか、そういった言葉、行動を日々の習慣にして、

9歳までの間にしっかりと 口 酸っぱくそれを言い続けることです。

繰り返し 継続させることによって、「しないことはしない。やるべきことは

やる」これを明確にしておくということが大事ですね。

これをやってないと、10歳以降もそういった それに近い言葉 、または

行動を繰り返します。

その時になってから それを強制しようとしても、これはなかなか

時間もかかるし、考えと考えのぶつかり合いみたいなことにもなってきます。

9歳までの時にしっかりとそういう言葉と行動の継続、 繰り返し、習慣

というのは身につけるということが大事かと思います。

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