11月14日 中1、親が勉強にかかわりすぎ?

今週も、番組をお聴きいただき

ありがとうございました。

今週は、 SON・YON さん からのご相談でした・・・

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中学1年の息子のことなんですが、小学生の頃は、

私が、宿題のチェック、テスト後の見直しなど、一緒にやっていたので

成績はいつもよかったです。

でも中学になり、本人は頑張っていたのですが、

最初の期末試験で思ったほどに出来が良くなく、がっかりしていました。

いつものようにテスト後の見直しをしていると、夫に

「やりすぎ。本人に任せろ」と言われました。

夫は数学が得意なので、息子に頼まれると一緒にやりますが、

言われない限り無関心です。

ふだんの私のやり方に批判をするので、内心イライラしますが、

私が関わりすぎでしょうか。

どの程度の関わりがいちばんベストでしょうか。

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安藤先生からのアドバイスです♪

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中学に入って、いろんなテストがこれから先もありますが、

全てのテストで、思ったように点数が取れるとかうまくいくわけもなくて、

思っていたほどは 良くなかったりする時もあります。

その時に大事なことは、焦らないってことです。

特にまだ中1ですから まだこれからです。

思ったほどに出来が良くなくてと、必要以上に がっかりすることも

ないということです。

親御さんは、最終的にどうであって欲しいのか、

どういう風に生きていて欲しいのかと思うと、

やはり 良くない時もどうして良くなかったかっていうのを

自分で分析して、次はどうすればいいか っていうこと、

改善の計画を自分で立てて、そして自分で実際に改善をして、

今度は前よりは少しは良くしていく・・・これは 大人であっても

ずっとこれを繰り返しながら生きてるわけですよね。



いい時ばかりじゃないし、思うようにいかなかった時は

自分でその状態をどう分析して どう改善していくか、

これをずっと繰り返すわけですから、 1年生の最初の期末テストの結果が

思ったほどに出来が良くなかった、じゃあどうすればいいのか、

自分で分析をして自分で改善をしていくのですが、

親御さんはそれを手伝うってことです。

前のように一緒になって宿題のチェックをしたり、一緒になって勉強したり、

一緒になって見直しをしたりということを、親主導でやるんじゃなくて、

自分で分析、自分で改善、そして自分で行動していく。それをサポートする

ってことです。

だから もし 関わるとするならば、自分で分析をしてそこを改善する

お子さんに、「次はうまくいくと思うよ」と、明るく、前向きに関わる

ということです。

あんまり 暗くなく焦ることなく。それですべてが終わりではないですから。

「次もあるから次頑張ればいいじゃない?」と。

そして今回うまくいかなかったなんていうことがあるならば、

「あなたならできる。大丈夫。」と。

学習計画を立てるところでも、「すごいね 。自分で考えたんだね」とか

計画の作り方がわからないというならば、「じゃあ一緒に建てようか」

と、 一緒にやるのもいいと思います。


お互いのあり方として確認しあえば、あとは「どう?」とか

「大丈夫?」とか「調子いい?」とか、

不安げに聞くとか暗く聞くとかじゃなくて、明るく聞いてくのが

いいと思います。

「もしわからなかったら助けるよ」とか、

「助けれないかもしれんけどね」とか冗談を言いながら、

助けられたら助けるよぐらいの感じで。

「わからなかったらまた 言ってね」ぐらいでいいと思います 。

「中学生になったら、ここから先は自分で分析、自分で改善、

自分で行動が大事だからね。でも 分析の仕方がわからないとか

改善の方法が分からないって言うんだったら、そこはちょっと一緒に

考えようか。でも だんだん 自分で考えられるようになろうね」

と、少しずつ脱皮をしていくというか、成長していく道筋を

明るくつくってあげる、ということです。

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