11月7日  小2の娘の家庭学習について

今週も、番組をお聴きいただき

ありがとうございました。

今週は、 まるこ さん からのご相談でした・・・

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小学2年の娘の家での学習についてご相談です。

宿題の後の自主勉強ってどのくらいか必要ですか?

塾には行っておらず、宿題も少ないので、このままでいいのか心配で。

漢字の書き取りとか、算数の計算問題だったり、やらせようかとドリルを

購入しましたが、宿題だけすますと友だちの家に遊びに行ってしまうので

やってません。塾に行くのは、高学年くらいからと考えていますが、

今は何をどんなふうにすればいいですか?

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安藤先生からのアドバイスです♪

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小学校2年生の娘さんは、宿題をしっかりとやるわけですね。

こうやってやらなくてはいけないものをきちっとやるって、

これだけでもすごいこと なんです。それをまず褒めてあげると

もっと色々やりたいって言うでしょうね。

だから次から次へと 何をさせればいいか っていう前に、

今、娘さんができていることをどんどん 褒めていくと、娘さんから

もっとやりたい 次もやりたい・・・こういうことになりますから、

毎回 宿題をしっかりやって「えらいね。そういうあなたが好き。

そういうあなたは信頼できる。そういうあなたのことを応援してる」

という風に、まず 宿題をきっちりやっているっていう事を

非常に嬉しく思う、そして 喜ぶ、 そして褒める、 そして笑う、

というようなことをやっていけば

宿題の習慣これから先もつくと思います。

さらに、もっとやった方がいいとか、宿題が少ないから少し心配だと

するならば、「これをやりなさい」ではなくて、

お母さんが「最近こういうのやってるんだけど、わかる?」

とか言って、お母さんが一緒になってやってみることです。

「○○ちゃんがどんなことやってんのかなと思って、お母さんもやってるんだけど

教えて。どうやってやるの?」とか、

お母さんも一緒にやると楽しんでやる、そういうような空気で

やっていくわけです。

とにかく本人がやりたいと思ってやっていくことしか

身にはつかないわけですね。

したがって、本人がやりたいと思うような気持ちを

ずっとキープさせることが大事です。

やはり、楽しくて安心して暖かい空気の中でこそ、頑張れるわけです。

やらなくちゃいけないから、それをしないと困るから、

そういう悲観的なところでは頑張れないわけですね。


お母さんも教えてもらうぐらい楽しい雰囲気を出す。

そうすると娘さんは「じゃあ私が教えてあげよう」と、

ママの力になってあげようということで やってやろうと思ってもらえる。

そうやってそういう気持ちにさせながらやってると、それもまた力になる、

習慣になるというようなことを考えてみたらどうでしょう。

お母さんがいきなり小学校2年生の計算問題をやり始めたり

漢字をやり始めると「どうしたの?お母さん?」というような感じで

びっくりするかもしれませんね。

それに少し違和感があるならば、例えば クイズ とか なぞなぞ とか

色々お互いに頭を使って「何だろう?どうだろう?」と考えるような

そんな時間を日常の中に作ることもできると思いますね。


頭を使って何とか解決に導こうとする。そしてできたら、笑う、喜ぶ。

そういう 楽しさがある そういうことで頭を使う、粘る、

そして考える、こういうような 習慣も身につきますからね 。


また、本を読むのもいいです。

「この本ってどんな本だった?感想聞かせて」

とか「そうなんだ」とか。

「なんか読みなさい」とか「感想 言いなさい」とか「それは違う」とか

そういう 評価をするというのではなくて、

「それ面白いね。お母さんも読んでみよう」とか

そんな時間も過ごすといいと思います。

キーワードは「全てを楽しく」です。

楽しく暖かく 安全で、もっとこんな時間を過ごしたいと思うから

お子さんは「もっとあれをやろう。一緒にやろう」っていう風に

そんな空気作り ここがポイントになるんじゃないでしょうか。

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